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竹の育成整備から加工・販売までを一貫して手掛けている竹定商店。明治10年の創業以来、熟練職人の技によって多種多様な竹製品を生み出してきた。同社では設計者やデザイナーの要望に応じて製作する特注にも対応し、これまで飲食店や物販店、宿泊施設などさまざまな店舗、各種施設で納入実績がある。写真は合板下地に平割の竹を並べて貼り合わせる「竹パネル」特注仕様を天井に使用した事例。納入場所は北海道・札幌のすし店「鮨しょう太」。設計は中山眞琴アーキテクツの中山眞琴氏、藤澤亮太建築設計事務所の藤澤亮太氏(元スタッフ)。黒く塗装された合板に幅5mmの平割竹(白竹)を10mmピッチで貼っており、アクセントとして竹に真鍮釘を打ち付けている。