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SEKONIC の分光色彩照度計

空間において照度がどれくらいなのかを知る方法にはいくつかありますが、即座にわかるツールに照度計があります。
照度に加え色温度、演色性も同時に測定してくれる分光色彩照度計(スペクトロメーター)があり、現場や状況によって、より正確な光環境の測定値や照明選定の理由を求められる際に役立ちます。空間全体の照明レイアウトを数値化、可視化(分光分布など)によって照明設計や内装設計のケーススタディや実例のストックになり、物件が続く場合に指標になり設計作業がスムーズになります。
飲食店設計の場合は、食品や料理に当たる光が
・色温度
・演色性
・照度
等の見地で、分析ができます。
物販店でも服飾や貴金属、生活用品など内装材のテクスチャー、仕上げの色彩で見え方が変わる光の体感を数値化できるツールです。

問い合わせ
セコニック
https://www.sekonic.co.jp/

【執筆】
谷田 宏江 (たにた ひろえ)
LIGHT & DISHES 代表。照明メーカー勤務後2014年独立。2022年食事をしながら照明を体感できるLIGHT & DISHES Lab.をスタート。商店建築などのデザイン媒体で照明に関する記事を執筆中。他、照明に関するリノベーション、ディレクション、コンサルティング、自社セレクトの照明器具の販売を行っている。
https://lightanddishes.com/