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【イベントのお知らせ】 「メゾン・エ・オブジェ・パリ」2025年1月展

2024.11.25 | INFORMATION

2025年1月16日(木)から20日(月)まで、フランスのパリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で、国際展示会「メゾン・エ・オブジェ・パリ」が開催されます。

毎年、1月と9月の年2回開かれる同展では、建材から家具、デコレーションオブジェまでが揃い、新たなインテリアデザインやライフスタイルが提案されます。今回のインスピレーションテーマは、「シュール/リアリティ」。月刊『商店建築』も、現地で取材を予定しています。是非、下記の詳細をご覧ください。



【インスピレーションテーマ:シュール/リアリティ】

メゾン・エ・オブジェとペクレール・パリ社は、1月展のインスピレーションテーマに「シュール/リアリティ」を掲げ、新たなシュルレアリスムの豊かで力強い生産性を探求します。シュルレアリスム運動は100年前に誕生し、現在もAIを介した表現などで強力なインスピレーションを加速させており、創造力を引き出す力であり続けています。展示会場では、このトレンドが意外なオブジェや夢のような演出となって現れ、解放を促し、消費者の奇妙さや驚きを求める新たな欲求に応えるでしょう。


Jonathan Adler ©D.R.
Jonathan Adler ©D.R.

【デザイナー・オブ・ザ・イヤー:Faye Toogood(フェイ・トゥーグッド)】

毎回、一人のデザイナーをフィーチャーし、来場者に新たな世界観を提示する「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」には、イギリス人デザイナーのフェイ・トゥーグッドが選ばれました。彼女は、デザインやファッションの世界に向けて幅広い作品を生み出し、「芸術的なものと日常とを結びつけ、私たちの生活風景をより特別なものにする」ことを自身のコンセプトに掲げています。緻密でありながら前衛的で詩情溢れる彼女の取り組みによって育まれた風景や、自身のスタジオや大手家具・雑貨メーカーとの素晴らしいコラボレーションから生まれた作品が、1月展において、これまでにない新たなかたちをとることでしょう。


Toogood Showroom, Milan Design Week 2024 - © Federico Ciamei
Toogood Showroom, Milan Design Week 2024 – © Federico Ciamei

【「ライジング・タレント・アワード」は、韓国の若き才能にフォーカス】

「メゾン・エ・オブジェ・パリ」では、世界中から訪れる来場者に対して「ライジング・タレント・アワード」を発表することで、新たな才能の開花を後押しします。今回は、韓国で事務所を設立してから5年未満かつ35歳以下の若手デザイナーをピックアップ。ライジングタレントアワードプログラムの責任者であるDereen O’Sullivanは、「彼らが織り成す言語は、積極的な未来主義、洗練された独創性、彫刻技術の再発明が特徴です。韓国のクリエイティブシーンが今日認知されているとしても、私たちにはまだ発見すべきことがたくさんあります」と語る。


Minjae Kim, Wrong Chairs, 2023.  Photo Stefano Maniero
Minjae Kim, Wrong Chairs, 2023. Photo Stefano Maniero

【インスピレーションテーマを力強く表現する「What’s New?」】

「シュール/リアリティ」は、展示会の共通テーマとして、メゾン・エ・オブジェのキュレーターによって演出され、関連トークイベントも開催されるほか、プラットフォーム「MOM」のセレクションから「パリ・イン・ザ・シティ」のイベントにいたるまで、メゾン・エ・オブジェのエコシステム全体に広がります。会場内の「What’s New?」では、各キュレーターによる三つのスペース「In Decor」「In Retail」「In Hospitality」にて、それぞれが出展社の商材と共に「シュール/リアリティ」を表現。「What’s New? In Hospitality」では、この1月展から、フランスのクリエイティブ集団「Uchronia」の創設者であり、「包括的な体験」のプロデューサーでもあるJulien Sebbanが、来場者の空間デザインやスタイリングの新たな視点を提供します。厳選された製品と、このスペースのために考案された脚色を通して、ホスピタリティー業界関係者のニーズを読み解き、具体的な解決策をもたらすことでしょう。


Visual realized with AI ©artaigiulia / What's New? In Hospitality - Julien Sebban Maison&Objet J25
Visual realized with AI ©artaigiulia / What’s New? In Hospitality – Julien Sebban Maison&Objet J25

【「メゾン・エ・オブジェ」から見える世界の潮流】

1994年に立ち上げられた「メゾン・エ・オブジェ」は、デザイン、デコレーション、ライフスタイル分野の国際的なコミュニティーを牽引し、まとめてきました。その特徴として、国際的な出会いを生み出したり、展示会やデジタルプラットフォームに参加するブランドのビジビリティーを高めるだけでなく、特異な素質によってインテリア業界をときめかせるトレンドにスポットを当てています。才能ある人物を紹介する、オンライン/オフラインでの交流やインスピレーションを得るための機会を提供する、企業の発展を助けることを使命としているのです。デザイン・トレンドを探る人々にとって必見のイベントとなっている「メゾン・エ・オブジェ」に、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。


Malabar ©D.R.
Malabar ©D.R.



【基本情報】
展示会名:メゾン・エ・オブジェ2025年1月展
開催日程:2025年1月16日(木)〜20日(月)
時間:午前9時30分~午後6時30分(最終日は午後6時まで)
会場:フランス、パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場
オフィシャルサイト:https://www.maison-objet.com/en/paris
入場チケットはオンラインにて事前購入:https://www.maison-objet.com/en/paris/visit/ticket-rates
※入場バッジ(会期中5日間有効のチケット)は、通常価格80ユーロのところ、段階的に割引価格を設定。詳細は上記のリンクから。



お問い合わせ先:
メゾン・エ・オブジェ日本総代理店 株式会社デアイ
電話:03-3409-9495 
メールアドレス:mo-japon@deai-co.com
URL:https://www.deai-co.net/

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