-
【PR】スピーディーな生産体制が現場を支え
デザイナーとの協働で進化し続ける 発研セイコー2024.11.27 | REPORT
-
自社一貫体制で、サイン・看板の提案から施工までをワンストップで行う発研セイコー。最先端の技術を導入し、デザイナーのアイデアを実現する工場とショールームに、西澤明洋さんと吉田昌弘さんが訪問した。
LEDを使用した発光サインを中心に、切り文字サイン、チャンネル文字、導光板、LEDビジョンなど、店舗のシンボルであり、空間を華やかに彩る製品開発と製作、施工をワンストップで行う発研セイコー。東京・足立区に拠点を構える同社は工場が直結しており、設計者やインテリアデザイナーからの注文にスピーディーに対応できる体制を整える。今回、全国展開する「nana’s green tea」のブランディングデザインを手掛けるエイトブランディングデザインの西澤明洋さんと、同店の内装設計を担当するKAMITOPENの吉田昌弘さんが、本社ショールームと工場を訪れた。ショールームにはアクリル、鉄、ステンレス、樹脂、石など、さまざまなマテリアルに対して、LEDや特殊塗装を施した看板やサインのサンプルがずらりと並ぶ。西澤さんと吉田さんの目に真っ先に止まったのが、薄さ1ミリ程度の細い文字が立体的に浮き上がる3Dプリンタによるサイン。「こんな細文字が実現できるのですね」と、吉田さんは驚きを隠せない様子。「これはぜひ使ってみたいですね」と西澤さんもサンプルを手に取り、じっくり眺めていた。「1985年の創業以来、お客様から『こんなサインがつくれないか』というご相談に対して、技術とアイデアを駆使しながら、サインとして具現化してきました。社名は『発見して研究し、お客様に成功をお届けする』というミッションが由来なのですが、お客様のリクエストがなければ挑戦が出来ません。常にお客様と共に、我々も成長を続けてきたという実感がございます」と、発研セイコー 企画開発室長の久永智義さんは話す。
同社の強みは、設計者やデザイナーからのあらゆるオーダーに応えられるべく整えられた本社直結の工場を持つこと。数年前に別の場所で分業されていた工場機能を1箇所に集約することで、一気通貫した生産体制を整え、短納期かつクオリティの高い品質のサインを生み出す。注文に対して、社内の設計者が描いた図面がその日のうちに工場で製作に入れるスピード感は、往々にしてプロジェクトの最終工程になり、短納期が求められるサイン・看板製作の大きな助けになっている。
工場見学では、まず1階で切り文字のためのレーザーやウォータージェットのカット機械や最新の3Dプリンタなどに触れ、100を超える加工技術について説明を受けた。2階はさまざまな表情をつくりだす塗装工房と組み立て工房が備わる。工場を歩いていると切り文字をする前段階の立体的に文字が浮き上がるアクリル板を見つけた吉田さんは「これはアートボードとして使えそう」と興味を示し、西澤さんは「カットする前の状態が見られるのは工場ならでは。そこかしこにデザインのヒントが眠っていて面白い。設計者もデザイナーも経験値があるほど、実現が不可能だと思うことは選択肢から外してしまいがちです。今回工場見学をして最先端の技術を知ったことで、新しいグラフィックデザインにも挑戦したくなりました」と期待に目を輝かせた。同社では事前予約制でショールームと工場見学も可能だ。新しいサインの表現に挑戦したいデザイナーは、ぜひ一度足を運んでほしい。
株式会社発研セイコー
- TEL. 03-3890-1733
- URL. https://www.hakkenseiko.jp/