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進化を続ける建材選びのプラットフォーム「Material Bank Japan」/DesignFuture Japan

2024.04.26 | REPORT

上/ブース壁面には建材サンプルをずらりと展示、視覚的に来場者の目を引きつけた



DesignFuture Japanの運営する全く新しいサービス「Material Bank Japan(以下マテリアルバンク)」もJAPAN SHOPに登場した。メーカーの垣根を越えた建材のポータルサイトと即日のサンプル送付をパッケージ化、設計者の業務効率化とサンプルの配送集約により、環境負荷低減も図れる。最新のロボティクスを生かしたロジスティクスセンターも擁するアメリカ発の新時代のソリューションだ。
2023年10月から正式サービス開始、およそ半年を経て、登録申請ユーザーは9000を超え、サンプル提供する参加企業も現在200社を超える。デザイナー、メーカーともに認知度も高まり、さまざまなリアクションを得られているという。内装造作としてのマテリアルは自由度が高く、建材として括られないものも含め、まだまだ増やし続けていくそうだ。
サイトも日々アップデートを重ね、使い勝手を向上させている。価格帯や産地(木材や石材)での絞り込みが可能になったり、物件のジャンルやカテゴリー毎に人気のマテリアルを探せるコンテンツ配信など、設計者が日常的にアクセスするサイトを目指す。
今回の展示では、新たな施策であるコンシェルジュ機能をブースで再現した。サイトでの登録から、検索、取り寄せまでの使い方などをスタッフがその場でフォローする。また参加企業各社1~2個ずつのサンプルピースをパネル化し、視覚的に品揃えの充足を感じられた。会期中は14社の参加企業ブースからマテリアルバンクへの案内も実施してもらい、メーカー側とのネットワークも強まっているようだ。
2024年5月には東京・青山の同社オフィスに併設したショールームをオープンする。今回のコンシェルジュ機能がそのままお目見えするかたちだ。
ITCを駆使したサービスながら、オンラインだけで留まらず、リアルのコミュニケーションと両輪で、マテリアルバンクはまだまだ進化を続ける。



専用のサンプルボックス。不要になったサンプルもこのボックスで返却が可能
専用のサンプルボックス。不要になったサンプルもこのボックスで返却が可能


現地でもスタッフが来場者に登録方法や使い方をレクチャー。5月からは青山の同社オフィス併設ショールームでも同様のサービスを実施する
現地でもスタッフが来場者に登録方法や使い方をレクチャー。5月からは青山の同社オフィス併設ショールームでも同様のサービスを実施する

DesignFuture Japan

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