Loading...

id+ インテリア デザイン プラス

インテリアデザイン・建材のトレンドを伝えるメディア Presented by 商店建築

  • Home
  • 記事を読む
  • REPORT
  • 設置の自由度とサイネージの高機能を両立した自立型のLEDビジョンスタンド/オール

設置の自由度とサイネージの高機能を両立した自立型のLEDビジョンスタンド/オール

2024.04.26 | REPORT

上/ブースではメイン展示の自立可動式ビジョンの他、カウンターにしつらえたビジョンも注目を集めた



「iroDori(イロドリ)」のブランドネームで、LEDビジョンを中心にしたデジタルサイネージを製造販売するオール。今回のJAPAN SHOPの展示では、自立型のLEDビジョンスタンドを展開していた。
同社ではデジタルサイネージにまつわるあらゆるプロダクトやサービスを提供できるよう、ハード、ソフトからオペレーションやメンテナンスまで全方位的な体制を持っている点が強みだ。そうした中で新たなオプションになり得るのが、今回のLEDビジョンスタンドとなる。まず、「Aeris Series(エアリスシリーズ)」は同社の持つシースルー型ビジョンを可動式スタンドにしたもの。3.9㎜ピッチのLEDがルーバー状となっており、映像も認識できるが、画面越しに透けて見える。ショーウインドウでの設置が想像しやすい。路面側には映像面でアピールや発信効果があり、裏側では目隠しシェードのような作用もある。
次に2024年の新製品となる「Parete Series(パレーテシリーズ)」だ。高い耐衝撃性を持つCOB(ChipOnBoard)のLEDを用いたフルHD(1920×1080ピクセル)表示が可能。展示されていたのは、108インチ相当のサイズで画素ピッチは1.2㎜。スピーカーも内蔵されており、質感のあるアルミの筐体も相まって、いわゆるモニターのような使い勝手を実現している。
可動式スタンドのため、設置・施工の煩わしさがないのが大きなポイントだ。こうした大型スクリーンは表示していない際に黒い画面の存在感が気になるため、空間デザインの観点では扱いの難しいところ。可動式なら必要なときに必要な場所へ移動できるし、プロジェクターと比べても視認性で相当に優れている。イベントや会議など一時的な利用でも対応しやすいし、デザインを凝らしたレストランやブライダルホールでも、通常時は雰囲気を損ねず、いざというときに高い機能性を発揮できるだろう。
東京・浜松町、大阪・堺筋本町の予約制ショールーム「LEDワークスタジオ」で実物を確認してほしい。



シースルー型の「Aeris Series」。サイン裏の人や壁面の文字も視認できる
シースルー型の「Aeris Series」。サイン裏の人や壁面の文字も視認できる


高精細かつ耐衝撃性を兼ね備えた自立可動式ビジョン「Parete Series」。商業施設だけでなく、ホテルやオフィスなどでも活用が見込まれる
高精細かつ耐衝撃性を兼ね備えた自立可動式ビジョン「Parete Series」。商業施設だけでなく、ホテルやオフィスなどでも活用が見込まれる

オール

RELATED ISSUES

一覧に戻る

PAGETOP