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商業空間に独自の世界観を創出するトローリーシリーズ/エルステラ トローリーシリーズ

2023.12.28 | REPORT

上/屋根付きのトローリーワゴン「Urban Garden Trolley Retail」は、マルシェの屋台や商品のディスプレイするラックのような使い方が可能。ワゴン内のカゴは取り外しできる。カラーはブラック、レッドタイル、トープ、オプンティアグリーンの4色。サイズ:w750(持ち手・車輪含む1050)×d500(車輪含む650)×h1500㎜、希望小売価格:126,500円(下段の木製ボードはオプション)


1992年にスペインで設立したガーデニングブランド「HERSTERA(エルステラ)」のトローリーシリーズは、植栽を用いた空間演出に留まらず、商業店舗のディスプレイや販売什器などの機能とともに、デザイン的なアクセントとなり、オリジナリティーのある世界観を発信できる存在だ。元はガーデニング用に開発されているため、屋外使用における耐久性を持ち、水洗いが可能でメンテナンス性は高い。材質は、亜鉛メッキ鋼板にパウダーコーティング塗装を施したもので、近年、ニーズの高いグリーンを取り入れた空間や、クラフト感のある仕上げにもマッチする。実際に、アパレルショップの商品展示や、商業施設の催事における移動式什器としての導入事例も増えている。複数のサイズや形状のトローリーがラインアップしているため、空間の用途やスケール感に合わせて選べるのもポイント。
例えば、屋根付きワゴンの「Urban Garden Trolley Retail」は、複数台並べることでマルシェのような場をつくることができ、飲食店での料理提供やディスプレイにも利用できるだろう。イタリア料理などのフレッシュハーブを扱う店舗で、お客さんの目の前でプランターから収穫する、といった演出も可能かもしれない。一方で、同じく車輪付きで移動が容易な「Urban Garden Trolley」や「Urban Garden Wheels」は、植栽を載せることで、グリーンを使った間仕切り、ゾーニングの用途でも活躍する。水抜きができるつくりのため、植物の生育のための水やりや移動がしやすく、オフィスやライフスタイルホテルといった、利用者と生の植物との距離が近い場所で、より魅力的な空間体験をもたらしてくれる。さまざまな形態やカラーがそろうトローリーを、デザイナー独自の視点で、空間づくりに向けた新たなキーアイテムとして活用してみてほしい。2024年2月に開催されるインターナショナルギフトショー「フラワー・グリーン&ガーデングッズフェア」に出展予定。



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「Urban Garden Wheels」(左)や「Urban Garden Trolley」(右)といったタイヤ付きのトローリーや、4本足のプランター型、ワゴン部分が深めのもの、キッズ用など計7種類のデザインを展開。カラーもデザインごとにバリエーションがあり、多様な空間に合わせやすい。オプションでレーザー刻印も対応可(要見積)


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