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フランスのコンテンポラリーファニチャー「ligne roset」/ドリームベッド ロゼ事業部

2023.04.27 | REPORT

上/「ROSETGRAND ANGLE」は背もたれを立てたり倒したりできる。写真左の背もたれは立てたもの、右二つは倒した状態


「ligneroset(リーン・ロゼ)」は、フランスのファニチャーブランド。ロゼ社は創業1860年と古く、第二次世界大戦後本格的に家具製造に参入、現在は70カ国以上で展開し、世界中でコンテンポラリーなライフスタイルを提案する。ドリームベッドは、1950年創業以来、一貫して自社工場でのベッド製造の技術を認められ、リーン・ロゼの商品も1981年から世界で唯一ライセンス製造を行っている。
展示はコントラクト市場を強く意識し、ソファ中心のラインアップ。フランスらしい自由さと豊かさの感じられるものだ。まずフィーチャーされていたのは、2023年で発売50周年を迎えた「ROSETTOGO(ロゼトーゴ)」。「リーン・ロゼ」における象徴的なプロダクトで、ユニークなフォルムのロータイプソファ。4種類のウレタンフォームを用い、手作業による特徴的なプリーツのあるキルティングでつくられている。累積販売150万台という実績はその魅力を物語っている。今回は期間限定ファブリックをまとった「Heritage Line」が展示された。そして「Legacy Line」のファブリックは染色ではなく、プリントだけで色付けすることにより、製造工程を大幅に削減。SDGsにも配慮した新技術と特殊加工により、人と地球にやさしい。
フランスの展示会で2021年に発表された「ROSETGRANDANGLE(ロゼグランドアングル)」も主役の一つだ。一人掛け、コーナーソファの二つを組み合わせる大型ソファ。背もたれが可倒式でシチュエーションに合わせて自由に使える。オフィスロビーのようなフォーマルスペースに、そしてホテルラウンジのようなリラックスできる空間にもマッチする安定感のあるデザインだ。日本では2023年6月に発売予定。



「ROSETTOGO」は張り地のプリーツが特徴的。期間限 定ファブリックの肌触りもよい
「ROSETTOGO」は張り地のプリーツが特徴的。期間限定ファブリックの肌触りもよい


「ROSETTOGO」限定モデルの背面には50周年記念バッ ヂが付く
「ROSETTOGO」限定モデルの背面には50周年記念バッヂが付く


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