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【PR】環境に配慮した 新しい塗料のスタンダードへ/三菱ケミカル バイオPCDグループ
2023.03.28 | REPORT
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植物由来のポリウレタン原料ポリカーボネートジオール「BENEBiOL」
近年の人々のライフスタイルや働き方の変化と共に、ユーザーが足を運ぶ価値のあるリアルな空間の在り方が改めて問われている。特に店舗空間においては、色や形だけでなく、手触りや香りへのこだわり、人の賑わいを生むオペレーション、さらにそのブランドが持つ理念への共感といった要素も、空間の体験価値を高めていくために欠かせないポイントだ。また、環境への意識は事業者だけでなく、その場所を利用するユーザーの中でも高まっており、設計する側はそれらの知見を持ってデザインに取り組む必要がある。そして、環境を配慮したプランを考える上で一つの壁となるのが、建材や仕上げ材といったマテリアルだ。特に家具の仕上げは、人の手が触れるというだけでなく、原料を含めた製造、施工時の環境への影響を気にかける事業者が少なくない。
浄水器事業をはじめ、安全な“水”のある生活環境づくりに取り組む、三菱ケミカル・クリンスイ株式会社では、同社の理念を発信することを目的としたコミュニケーションスペース「クリンスイハウス」を、2021年7月に三重の商業リゾート施設「ヴィソン」にオープン。ここでは同社の環境への意識が表れた家具の仕上げが採用されているのが特徴だ。同社代表の田邉大地氏は、「クリンスイハウス」のコンセプトと環境性能の高い素材を採用した理由について次のように語る。「水は日常生活だけでなく、農業や製造業、医療など様々な分野に欠かせない存在です。当社は浄水器を中心に人々の生活に安全な水を届けながら、社会や自然環境を豊かにしていく取り組みを続けています。クリンスイハウスは、“水の知恵”をテーマにしたパビリオンであり、訪れた人に水環境の視点から食や風土、伝統、工芸を知っていただくための場所です。ここでは内装材に、地産の木材や環境配慮型の塗料などを用いており、展示やイベントと共に空間全体で当社の理念を発信できる場所になっています」。
「クリンスイハウス」のイベントスペースを見ると、ヒノキ材の天板を用いたテーブルが並んでいる。これらの家具は、機能性とデザイン性に優れたコントラスト家具の製造を手掛けるFLACEによるもので、その表面仕上げには三菱ケミカルが手掛ける植物由来ポリカーボネートジオール(PCD)「BENEBiOL(ベネビオール)」が用いられている。ポリカーボネートジオール(PCD)はポリウレタン樹脂の原料であり、耐久性や防汚性に優れた塗料やコーティング剤、合成・人工皮革など多様な用途で用いられる。ベネビオールは、従来の石油から製造されていたPCDを、植物由来の原料を用いて新たな化学構造によって実現したものであり、高い機能性を持ちながら環境にも優しいという画期的な素材と言える。ベネビオールを使用した塗料で仕上げられたテーブル天板を見ると、木の風合いを生かしながら耐久性をもたせた塗装が実現しており、事業者や設計者が求めるデザイン性と環境への思いをカタチにする素材としての可能性を感じさせる。「この空間や家具を通じて、人々の環境への意識が変化し、より豊かで持続可能な社会の醸成に貢献していきたい」と田邉氏。建築や空間づくりにおいて、これからのスタンダードとなる環境配慮型の素材の一つとして、ベネビオールの存在はさらに注目を集めていくはずだ。
お問い合わせ
三菱ケミカル バイオPCDグループ
https://www.m-chemical.co.jp/products/departments/mcc/basicmat/tech/1206876_9342.html
武蔵塗料
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