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刷新された薄型大判セラミックタイル「GARZAS」/サンゲツ
2023.02.27 | REPORT
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インテリアトータルでプロダクトを提供し、デザイン性や質の高い空間づくりを進めるサンゲツ。今回は、二つの製品シリーズを紹介する。
2023年、同社の薄型大判セラミックタイル「GARZAS」が刷新された。最大寸法1500×3200mm、厚さは3mm、5.6mm、6mmというサイズは、カウンタートップを始めとして、床や壁、造作の面材として多様な用途で活用されている。セラミックタイルならではの耐熱性や耐傷性、メンテナンス性に優れた表面性能といったスペックは不変。国内生産によって日本の感性を反映したアイテムも用意するなど、競合製品にないこだわりもある。さらに、協力工場によるプレカット加工対応や、同社の「リアテック」(粘着剤付化粧フィルム)による同柄コーディネーションといったサポート体制でも差別化してきた。
今回は、既存13シリーズ34品番から、44シリーズ78品番と一気に充実させた。特に、柄それぞれのコンセプトや特長をより際立たせている。これまではオフィスなどの公共性のある空間をイメージし、落ち着いた色調でベーシックな柄を中心としていたのに対し、天然石のよりダイナミックな模様や色むらもデザインとして昇華させてきた。ヨーロッパのトレンドを採り入れ、デザイナーが使いたくなるインセンティブを前面に打ち出したかたちだ。カタログ自体も柄のカテゴリー毎に整理し、バリエーション違いも把握できるようにした。
また、新たな仕上げとして、薄層のガラスコーティングも用意している。いわゆる本磨き(ポリッシュ)とも異なるグロス感があるのが特徴だ。
「GARZAS」のブランドとしてのプレゼンスを大きく高める2023年モデルは、今春改装オープンの東京・品川のショールームでぜひチェックしてもらいたい。その“本気度”がわかるはずだ。
サンゲツ
- TEL. 052-564-3314
- URL. https://www.garzas.jp/