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Musicグループのプロオーディオ製品の輸入・販売を手掛けているビーテック。MusicグループにはMIDAS、KLARKTEKNIK、LAB.GRUPPEN、Turbosound、DDAなど、世界の有名ブランドが名を連ね、スピーカーの名門ブランドTANNOYもその一翼を担っている。

TANNOYの歴史は、今からちょうど90年前の1926年、英国・ロンドンの地でラジオ関連部品を作る小さな町工場から始まった。

1933年、スピーカー分野に進出し、第二次世界大戦中、TANNOYの放送通信機器は英国軍御用達となる。そして1947年、低音域用のウーファーと、高音域用のツイーターとを同軸上に構造化した独自の同軸2ウェイユニット、デュアルコンセントリックドライバーを開発。デュアルコンセントリックは、異なる再生域を同軸から発することで、狙った位置へと音をダイレクトに届け、同時に、どこから鳴っているのか分からせないという特長をもつ。

TANNOYは、この新技術によって、スピーカーの名門ブランドとしての地位を確立することとなり、その地位は今もなお揺らぐことがない。

オートグラフやウエストミンスターなど数多くの名機を生み出してきたTANNOYからは、現在、商業施設向けのスピーカーも多数登場している。レストランやブティック、ショッピングモールなどでも、その上質な音を奏でることができるのだ。

この「AMSシリーズ」は、商業施設など設備向けに開発されたサーフェイス・マウント型のラウドスピーカー。ワイドなバンド幅と高パワーハンドリング、高センシティビティーに対応し、ICTドライバー搭載モデルと、デュアルコンセントリックドライバー搭載モデルの両方が用意されている。標準カラーは白と黒の二色。シンプルかつエレガントな形状で、ハイエンドなレストランなどにも自然に溶け込むことだろう。また、業界最高基準の防塵・防滴規格IP65をクリアしているので、中庭やテラス席といった屋外での使用も可能だ。

上質な空間には上質な音こそが似合う。TANNOYのスピーカーは、そんなニーズに確実に応えてくれることだろう。