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Material Bank®、という名前を聞いたことはあるだろうか。Material Bank®は、ウェブを介して建材のサンプルを取り寄せることができる無料のサービスで、ユーザーは設計やデザインに携わるプロフェッショナルだ。2019年アメリカで創業。同国では400を超える建材ブランドに9万人の会員を誇る。

その実績を裏付ける、同サービスの最も魅力的な点はサンプルを届ける圧倒的なスピードにある。深夜0時までのオーダーに対し、翌日午前中にサンプルを配達する。これは日本でも踏襲し、東名阪など主要都市には同様のサービスの提供を目指す。これは日々時間との戦いを強いられている建築・デザイン業務にはありがたい。

気になる日本でのサービス展開は、2022年秋にβ版、2023年春に本サービスを開始する予定で、現在サンプルを掲載する建材メーカーを募っている。サンプル点数やサイズ、重さなどには制限はなく、Material Bank®内で各メーカーの扱っている商品が確認でき、そのサンプルをユーザーに届けることができる。
また、サービスはサンプル提供だけではなく、プレゼンテーションに役立つツールなど、新しい発想やマテリアルと出会うさまざまなコンテンツを用意し、ユーザーの設計業務をサポートする。

Material Bank®のスタートは、そもそも建材選定・設計・デザイン業務の課題を解決していきたい、という点であり、今回改めて設計実務に携わる人たちから直接話を聞こう、というウェビナーが開催される。現状の問題点がさまざまな角度から語られることで、同サービスの存在意義や価値が見えてくるひとときになりそうだ。

申し込みはこちらから
https://soon.materialbank.jp/webinar1006-S

Material Bank® Japan
brand@materialbank.jp