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オールでは、「iroDori（イロドリ）」のブランドで、ソフトからハードまで一貫したデジタルサイネージのトータルソリューションを提供する。軸となっているのは3000㎡以上の設置実績を持つLEDビジョン。高い輝度による視認性、鮮やかさは、屋外でのニーズが高まったが、広告規制の影響などもあり、現在は屋内、特に空間演出の一つとしてLEDビジョンの活用が、実用的で新たなオプションとして注目を集めている。
LEDパッケージ・モジュールの品質・性能の向上は近年著しく、解像度（ドットピッチ）の向上で動画などのリッチコンテンツが至近でも映せるレベルだ。またパネル方式においても、防塵性や表面強度のあるCOB（ChipOnBoard）やGOB（GlueOnBoard）の採用が進み（いずれもLEDパッケージ・モジュールを樹脂でコーティングする）、人が手で触れられる場所の設置も可能になった。同社のソフトモジュール（GOB）はマグネット取り付けで、バックライト式の液晶パネルでは不可能な小面積やRの強い曲面にも対応できる。空間デザインと一体になった、より先進的な発想で設置や演出もできるだろう。
店舗のインテリアでは提案やデザインはもちろん、現場レベルでの設置・保守も重要なポイントだ。電子デバイスはことさらそう言えるだろう。ハードの進化とともにソフトやデザインの高度化・洗練も求められる中、同社は製品企画から製造・設置・メンテナンスとトータルサポートできるのが何よりの強みだ。中国・深圳に自社工場を持ち、カスタマイズや少量オーダーも対応する。専門のメンテナンスチームも整備している。さらに東京・浜松町、大阪・堺筋本町の予約制ショールーム「LEDワークスタジオ」では、本使用のコンテンツで機材のテストや表示確認が直にできる。映像コンテンツと空間デザインの一体化やその洗練という意味で、こうしたサポートは大きなアドバンテージと言えるはずだ。