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公園や公共施設の広場に設置される家具や灯具、歩道の手すりや柵といった、安全なパブリックスペースづくりに欠かすことのできないさまざまな製品を開発・製造している、風憩セコロ。同社が、スペインの家具メーカー・Sellex社と提携し、製造から販売を手掛ける製品「Aero（エアロ）」は、商業施設やオフィスといったパブリック空間に、洗練されたデザイン性と機能を取り込むことができるベンチだ。
Sellex社は、30年以上にわたりスペインを中心にホテルや空港などの公共施設に向けたコントラクト家具を提供してきたメーカーだ。現在では世界30カ国以上にその製品を展開し、高い評価を受けている。Aeroは、ミニマリズム、軽さ、エレガンス、快適さ、頑丈さという5つのテーマのもとに設計された製品であり、シンプルな外見ながら、緻密に計算された構造、あらゆる場所で活用できる耐久性を持ち合わせている。座面や背もたれ部分は、アルミニウムを主材料とし、押出成型された中空のパーツを噛み合わせることで、軽量かつ丈夫なつくりに。表面に引かれた細かな無数の溝が周辺の光を受け止め、アルミニウムのシャープさの中にどこか柔らかい印象を生み出している。幅は7人掛けの4350㎜から2人掛けの1250㎜まで6タイプがあるほか、背もたれのないモデルは3タイプ、壁付けの2タイプがラインアップし、スペースや用途に応じて選ぶことができる。床置きの脚は、アンカーボルトで固定するため、安全性と安定性にも優れ、屋内外問わず設置可能。また、アルミ製品を始めとする公共家具の製造に高い技術力を発揮している風憩セコロが、日本国内での製造許可を得ているため、製品としての品質保証や輸入コストの低減にもつながっている。
さまざまなシーンに調和しながらも、空間にオリジナリティを創出するAeroの洗練されたデザインをぜひ体感してみてほしい。