上質なモダンファニチャーの世界観をパブリック空間で表現～Cassina Pro～／Cassina

上質なモダンファニチャーの世界観をパブリック空間で表現～Cassina Pro～／Cassina 2022.03.28 | REPORT: オフィスのミーティングスペースなどに向けたビッグテーブル「SARPI OFFICE」と、ゆったりとした座り居心地ながら、オフィスらしいフォーマルな雰囲気を演出するアームチェア「HOLA」

創業以来、革新的なデザインと職人の技術、著名な建築家やデザイナーとのコラボレーションにより、多様なモダンファニチャーを生み出し、世界的なリーディングカンパニーとして発展してきたカッシーナ。レジデンシャルな空間に向けた家具を多く展開する中で、近年はワークスペースやパブリックの分野に「Cassina Pro」として、カッシーナの世界観を表現するプロダクトとスタイリングを発信している。
「Cassina Pro」は、オフィスや商業空間づくりのプロに向けて新たに開発された5製品と、カッシーナのデザインアイコン的な定番製品などを合わせた34製品がラインアップ。さまざまな空間に合う多様なデザインと、トータルで提案可能な多目的性を備えたアイテムがそろい、オフィスやレストラン、空港のラウンジなどのパブリック空間でスタイリングの提案を行っている。製品は、パブリック空間特有の配線などの対応に加え、イギリス規格とカリフォルニアの耐火認証、耐性と安全性の基準に関するBIFMA認証、製品に空間の大気質を損なう可能性のある有害物質が含まれていないことを保証するGreenguard認証など、独立した機関の厳しい試験を受けてコントラクトユースのための性能を保証。また、総代理店であるカッシーナ・イクスシーが既製品以外の特注やFFEにも対応する。この他、設計者向けにウェブサイトでルックブック、2D・3D図面、テクニカル製品シートなどのデジタルツールを提供し、製品導入の検討がしやすい環境も整えている。
画一的になりがちなコントラクトユースの家具デザインに対し、カッシーナ独自の上質感やデザイン性は、オフィスを始め、レストランやロビー、ラウンジなどのパブリック空間に付加価値を与える存在となるはずだ。東京ビッグサイト（南1・2ホール）において、2022年4月26日（火）から28日（木）まで開催されるオフィス家具メッセ「オルガテック東京2022」に出展予定。

※以下写真はすべてProコレクションの仕様

ハイバックでふんわりと包み込むような座り心地とミニマルな形状が特徴のソファ「COTONE SLIM」や、シンプルながらもアイコニックな「COTONE COFFEE TABLE」は待合いラウンジなどに最適

モダンでありながら日本的なスケール感を持つテーブル「TOREI」や、ル・コルビュジエがパリの自宅のリビング用にデザインしたソファ「LC5」が、エグゼクティブの空間に安らぐような雰囲気をもたらす

ローテーブル「9（NOVE）」、アームチェア「HOLA」、ラウンジチェア「LADY」（写真手前）によるホームオフィスやホテルの客室の提案。住宅のワークスペースのニーズに向けて、温かみのある雰囲気と仕事用の機能性を発揮する家具も展開

独特な形状の天板の組み合わせにより、空間の用途を拡張させるテーブル「VENTAGLIO」と、モダンな雰囲気を演出するアームレスチェア「CAB」

ゆったりとくつろげる雰囲気と、パブリックの上質感を感じさせるソファ「VOLAGE EX-S SLIM」やローテーブル「9（NOVE）」、コーヒーテーブル「MEXIQUE」の組み合わせ

存在感のあるデザインと質感が空間全体のラグジュアリー感を創出するソファ「LC3」に、独創的なブックシェルフ「NUVOLA ROSSA」、テーブル「TOREI」をスタイリング

レストランやバーといった飲食店にもマッチするダイニングテーブル「MEXIQUE DINING TABLE」とアームチェア「CAB」

なめらかで丸みを帯びたエッジと非対称のフォルムを備えた、エレガントなライティングデスク「Petit Bureau en forme libre」。ワークスタイルに合わせた電源ユニットとケーブルマネージャー付き

自宅やオフィスでの快適性を追求し、こだわりの張り地、オートリターン機能を備えたハイバックのアームチェア「EXORD」。パーツ毎に分解して廃棄できる構造で、リサイクル繊維のパッディングを使用したサスティナブルな製品

コンテナと片持ちのガラス天板が、シンプルながらもダイナミックなデスク「LC10 Bureau La Semaine à Paris desk」。天板はペンシルホルダー用に一部がわずかにくり抜かれている※（写真6～11）すべてProコレクションの仕様