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イビメラミン化粧板2022

2021.11.29 | INFORMATION

イビボードアッシュ施工例。左カウンター手前に石目調の「BC-3514ASP」、右のテーブル天板に木目調の「BMS-8822DE」を施工したもの


豊富な色柄で人気の高い、イビケンのメラミン化粧板「イビボード」。そのサンプル帳最新版(2022年版)が2021年11月に発刊された。同社の歴史としても大きなトピックとなる、抗ウイルス処理「ウイルヘル」の標準化が最大のポイントだ。

抗ウイルスを標準化したメラミン化粧板最新サンプル帳

業界では先駆けて2016年から発売されてきたが、これまでは付加機能としての位置付けで柄も数十種類に留まっていた。今回の標準化で実に261柄となり、在庫もする。選定・採用するうえで、デザインなど設計の意図に応じて、柄を選びやすくなった。


さらに抗ウイルス機能の付加において、転写式から練り込み式にすることで、効率的になり生産コストを軽減、なおかつ抗ウイルスの機能・耐久性も向上した。ニューノーマルの生活様式にいち早く対応した製品展開だ。


加えて、2021年6月に誕生したばかりの新ブランド「イビボードHアッシュ」も登場。質感の高いエンボス加工がなされたプレミアム化粧板で、よりリアルな木目や金属調などの柄となる。天然石のように複雑な凹凸や自然な艶のコントラストが特徴の「エイジングポリッシュ」が特に人気だ。


好評を得ているサンゲツとのコラボレーション企画もブラッシュアップし、同社の壁紙および化粧フィルム「リアテック」との同柄商品も増強。リアテックとの同柄104種、壁紙を加えた3製品同柄も24種とし、機能や部位に応じてマテリアルを使い分けながら同柄でコーディネートできる。意匠性をマテリアル単体でとどめず、空間全体でデザイナーの意図を反映させることが可能だ。


抗ウイルス製品「ウイルヘル」261柄がまとめて見られ、容易に柄の確認ができる
抗ウイルス製品「ウイルヘル」261柄がまとめて見られ、容易に柄の確認ができる

イビケン「イビボードウイルヘル」施工例紹介

「イビボード」には抗ウイルス・抗菌機能「ウイルヘル」が標準装備されている。テーブルやカウンターまわりはもちろん、接触機会の多い什器の面材にも適している。写真は「アソシエ旗の台保育園」。正面の収納の面材に使用された事例。品番はVBYX-5769U8。

木理のストライプ感がシャープな印象を与え、幅広く使用できるヨーロピアンウォールナット柄。サンゲツの粘着剤付化粧フィルム「リアテック」にも同じ柄があるため、メラミン化粧板とシートの同柄コーディネートも可能。


イビケン3

イビケン

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