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コンクリート用に特化した塗料の開発・製造・販売を手掛けるアシュフォードジャパン。「アクアカラー」は、コンクリート床面に塗布して化学反応で薄膜を形成するカラーステイン塗料。一般的な樹脂塗料と異なり、素地の風合いや表情を生かしながら、自然な色付けができる。なおかつ表面を強化し、防塵性を高める機能も持っている点が大きな特長だ。清掃やメンテナンスのコスト軽減に貢献する。

20色とクリア（透明）のラインアップがそろう。下塗り（ハードベース）に、3種類のコート剤（グロス、マット、耐摩耗性の高いタフコート）を用意し、多様なニーズに応える。水性で無臭、乾燥時間も短いなど施工性も高い。異なるカラーの重ね塗りや調色も可能で、塗り方で濃淡をあえてつくるなど、より自由でオリジナリティーのある表現もできる。下地の浸み込みによりできたムラも自然なテイストになる。

2020年にはユーザーからの強い要望を受けて、壁面用の「アクアウォール」も発売。コート剤の粘度と色味を調整し、鉛直面での塗装に最適化した。アクアカラー同様のアースカラーでそろえつつ、若干色味を淡くして同数の色を用意した。アクアカラーの空気感を、空間全体で楽しめるようになった。モルタルやコンクリートをカラーで染めることで、素の色では気づきにくい、奥行きのある表情やナチュラルな風合いをより引き立ててくれる素材と言える。

コンクリート床用ステイン塗料「アクアカラー３rd edition」。カラーは写真のストーンブラックのほか、クリア、ホワイト、グレーなど全21色。壁面用の「アクアウォール」もあり。価格：アクアカラーセット12,320円～、アクアウォールセット13,860円～