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BOSEの
音響研究に基づいた商業空間の価値を高めるスピーカー2016.09.12 | INFORMATION
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スピーカーを主としてさまざまな空間に向けた音響機器を提供しているボーズ。50年以上の歴史の中で、人の耳にどのように音が届くのか、届いた時に心地良い音とはどのようなものかを追究し、単なるスピーカーのメーカーとしてだけでなく、人々が音を「体験」することを前提として、音響研究や音響心理学なども取り込んだテクノロジー開発を行っている。
ボーズが、主に商業空間でのBGM利用に向けて提案する製品が「DSシリーズ」と「RMUシリーズ」。ボーズの商業空間向けスピーカーの特徴は、音圧や再生周波数帯域など仕様の面で高性能の機器であるだけなく、大きな空間での音の伝わり方や指向性、エリアごとのコントロールのしやすさといった店舗BGMに求められる機能に最適化された製品であること。空間に置かれた時に発揮される音の効果に基づいて、店舗やショッピングモール、ホテルなど業態に合わせて選べるシステム、デザインがラインアップする。
「DSシリーズ」の形状は空間の一部として演出できる「露出型」と、空間に溶けこむ「天井埋め込み型」があり、それぞれブラックとホワイトのカラーが揃う。さらに「露出型」は、設置場所に合わせた天井吊りタイプと壁掛けタイプがある。BGMに適した広い音の指向性を持ち、デッドスポット(音の届きにくい場所)が出づらいことが特徴で、屋外で利用できる全天候型であるのもポイントだ。また、天井埋込み型のスピーカーは、スケルトン天井にもマッチする吊り下げ設置(ペンダントマウント)が可能で、天井が高い場合でもより客に近い位置で音を提供することができる。
また、コンサートホールなどで利用されるスピーカー「RMUシリーズ」の最小モデル「RMU105」はBGM用途にも性能を発揮する。「RMU(RoomMatch Utility)」は大型空間用スピーカー「RoomMatch」に搭載される究極のコンプレッションドライバー(EMB2)を移植した小型スピーカーシリーズで、より表現力の高い音を求める空間にマッチする製品。最小モデルの「RMU105」は、外径寸法305×152×191㎜のサイズでありながら高出力(最大118dB SPL)が可能で、小音量から大音量まであらゆる空間に対応する。
これらのスピーカーは出せる音の大きさ、再生周波数帯域の異なるラインアップが揃いスペックにより価格が異なるため、空間の用途やサイズ感、コストバランスに見合ったものを選ぶのが良いだろう。
また、スピーカーを効果的、効率的にコントロールするBGMシステム用パワーアンプ「IZA・ZAシリーズ」の存在も、ボーズの製品が商業空間で支持されるポイント。「IZA・ZAシリーズ」はまずコンパクトであるため、バックヤードなどでも設置がしやすい。また、拡張性が高く、メインである「IZAシリーズ」に増設用の「ZAシリーズ」を組み合わせることで、より多くのスピーカーを使用でき、大きな商業施設や店舗において音のコントロールが容易になる。ボーズのスピーカーをベストドライブする専用イコライザーも内蔵しており、小規模な個人店舗でもボーズの高品質な音を取り込むこともできる。
BOSE
- TEL. 0570-080-021
- URL. http://probose.jp/