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東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2020
2020.11.02 | REPORT
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10月7日〜9日、東京ビッグサイトで日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第90回 東京インターナショナル ギフト・ショー 秋2020」が開催された。
これからの日常に価値を生む
提案の数々今回のテーマは『「驚き」「感動」心を熱くする新製品との出会い。広げよう世界の絆』。
同展は「第8回LIFE×DESIGN」や「第28回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2020」を始め、日常生活から公共・商業空間まで、人々のライフスタイルに関連する多様なテーマの展示会も同時に行われ、国内外からの900以上の出展者が集い、建築やデザインの設計者やコーディネーター、施主、バイヤーなど多くの来場者が訪れた。
「暮らし方から住まいをデザインする、リノベーションのための見本市」を掲げる第8回LIFE×DESIGNの会場には、「アクティブデザイン&クラフトフェア」「伝統とモダンの日本ブランドフェア」「リノベーション&ライフスタイル」「グランピング」「SOZAI展」の5つのゾーンが点在。
毎回、注目を集める「SOZAI展」では、伝統工芸や最先端の技術から生まれる“素材”に焦点を当て、商業空間や住宅を始めさまざまなシーンでの活用が提案された。展示ブースには織物や染色、木工といった日本の伝統技術を受け継ぎながら新たな形に昇華する14社、さらにタイ国大使館と連携し、タイならではの自然や技術を生かしたマテリアルを手掛ける21社が集った。
会場では各社の職人が来場者に直接応対するほか、タイの職人ともオンラインでつなぎ、素材の魅力を発信しながら来場者のインスピレーションを刺激する場が醸成された。
世界的な人気ブランドや、日本の優れたインダストリアルデザインクラフトが集まる「アクティブデザイン&クラフトフェア」では、ポストコロナ市場で需要が高まる“おうち時間”へ向けた家具や雑貨が数多く並ぶ。また、全国各地の地方自治体や技術振興団体によるブースも展開し、これからの新しいライフスタイルに寄り添うようなアイテムが提案された。
この他にも日本全国の産地から家具や木工などが集まる「伝統とモダンの日本ブランドフェア」、住空間のデザインの価値を高める提案がなされた「リノベーション&ライフスタイル」、町工場の技術力を発信する「町工場NOW!」などさまざまなテーマの展示が並んだ。会場では十分なコロナ対策がされながら、モノやコトに直接出会える空間が広がり、出展者と来場者による質の高いコミュニケーションの場が展開した。
次回「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021/第9回LIFE×DESIGN」は、2021年2月3日(水)~5日(金)東京ビッグサイト青海・西・南・ホールにて開催される。
また、沖縄・瀬戸・京都での産地開催も実施する。
ビジネスガイド社
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