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最新鋭の加工機械、ものづくりの意識を共有する社内環境から生まれる高品質のプロダクト
2020.08.27 | INFORMATION
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LEDサインやLEDチャンネル文字、LED導光板、切り文字などの製品開発・製作を行う、発研セイコー。1985年に創業し、東京・足立区に自社工場を構え、大手設計施工会社のプロジェクトを中心に全国の商業施設に製品を納めている。
同社製品の特徴は、3D加工したアクリル樹脂とLED光源を組み合わせた立体的かつ美しい発光面や、金属・石材といった多様な素材を加工する高い技術によって生み出されている点。独自開発の機械により、発光面の縁を完全になくしたフレームレスサイン「ゼロチャンネル」、特殊樹脂を筒型に加工しネオン管のようなサインを可能にする「LEDネオ」、特殊樹脂と特許取得の導光板製作技術で立体的なロゴの全方向の均一発光を実現した「3Dルクス」など、多様な事例を形にしてきたノウハウから生み出される高品質のオリジナル製品が数多くラインアップする。
また近年、同社製品のニーズに合わせて最新の大型の加工機械を導入するなど、より高いクオリティーと短納期を実現する体制が整えられている。同社では短い場合は受注から約2週間で製品を納入するケースもあり、商業空間のプロジェクトで短納期になりがちなサインまわりの施工において強力なパートナーとなる存在だ。
これら高い品質とスムーズな製作・施工を可能にしているのが、高精度の機械群に加え、社内の人材育成とコミュニケーションを図る社内環境づくりだ。同社内の製品を生み出す部署は大きく営業、製作、施工などに分かれ、ベテランから若手まで多くのスタッフが所属しているが、「今動いているプロジェクトは何か」「このサイン製品はどのような場所に用いられるか」ということを、製品を手掛けるスタッフが部署を超えて情報共有しているという。
分業された単純作業としてではなく、プロジェクト全体を理解して製品づくりに携わることで、求められるクオリティーに応えるクラフトマンシップ、モチベーションを培っているのだ。一人の職人の高い技術を頼るのではなく、スタッフ全員が同じ方向を向いて仕事に取り組み、そこに高精度の機械が組み合わさることで、高い品質を維持しながら多くの製品を絶え間なく生み出し続けるベースが醸成されている。
そのほか、最近ではLEDサイン「セブンルクス」を用いたデザインコンペを実施するなど、同社製品のより広い分野での活用に向けた情報発信にも取り組んでいる。
時代と共に変化する商業空間づくりの業界において、安定した高いクオリティーとオリジナリティーを発揮し続ける発研セイコーの製品に引き続き注目したい。
発研セイコー
- TEL. (03)3890-1733
- URL. https://www.hakkenseiko.jp