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今までにない独自の世界観を提案する壁紙ブランド「WhO」

2016.08.22 | INFORMATION

「WhO」は、内照看板やサインシートの製造加工メーカーであるキャルが、これまで培ってきた技術を結集し、生み出した壁紙のブランドである。ブランドネーム、ロゴなどのデザインからコンセプトワークに至るまで、ブランディングディレクターとしてクリエイティブユニットgrafが参画し、昨年7月の誕生以来、3、4か月おきという短いスパンで新柄・新色をリリースし続けている。


「WhO」は、COLORS、PATTERNS、CREATORSの3つのラインで構成されている。


COLORSは、日塗工、DIC、PANTONEのカラーパレットの中から選べる単色のシリーズ。品番を指定すれば近似色と合わせてサンプル提供されるので、イメージ通りの色の壁紙を入手することができる。


PATTERNSは、デザイナーの目線で作られたラインで、小ロットから製造加工が可能な同社の強みを活かし、従来の壁紙には使われることのなかった抽象柄・グラフィックス・カラーバリエーションが豊富に揃っている。


CREATORSは、今、第一線で活躍するクリエイターたちの作品を壁紙へと転化させたシリーズ。現在、写真家の奥山由之氏とノモトヒロヒト氏、アーティストの平山昌尚氏と川瀬知代氏、グラフィックデザイナーの服部一成氏、日傘作家のひがしちか氏、美術作家の佐々木愛氏の7名のクリエイターとのコラボレーションにより、他メーカーにはない「WhO」ならではの壁紙を提案している。


「WhO」には通常の壁紙メーカーのように見本帳が存在しない。ホームページ自体がカタログになっており、気になるものがあれば、そこからサンプル請求し、実物を手にしてからの発注となる。

1㎡あたりの価格は、COLORSが3000円、PATTERNSが4000円、CREATORSが5000円のワンプライス。生産はすべて国内の自社工場で行われ、サンプル提供までの期間は3~5日、受注生産も1週間程度で納品可能だという。もちろん防火性能は不燃・準不燃取得。F☆☆☆☆認定済。

また、インテリアショップのIDÉEでも展開しており、IDÉE東京ミッドタウン、IDÉE自由が丘店の店頭で展示・販売が行われている。


ブランディングやコンセプトを重視し、これまでにないデザインで独自の世界観を提案している「WhO」。2016年秋ごろには早くも第4弾がリリースされ、貼って剥がせるDIYユーザー向けのウォールデコレーションマテリアルの発売も予定しているという。


レンタルキッチンスペース「patia 御茶ノ水店」の壁一面に貼られた佐々木愛氏の『山』。「WhO」は従来の殻を破り、壁紙の可能性を無限に広げてくれる
レンタルキッチンスペース「patia 御茶ノ水店」の壁一面に貼られた佐々木愛氏の『山』。「WhO」は従来の殻を破り、壁紙の可能性を無限に広げてくれる

COLORSの近似色サンプル。プレーン、平織り、スタッコの3つのマテリアルから選択可能
COLORSの近似色サンプル。プレーン、平織り、スタッコの3つのマテリアルから選択可能

キャル

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