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曲面を可能にしたサカイリブの新シリーズ

2020.05.18 | INFORMATION

「サカイリブ」の名で、内装用のリブ付きパネルで広く知られるサカイ。2019年3月に発表した「R-Panel(アールパネル)」は、これまでになかった、曲面対応かつ不燃のリブパネルだ。



素材は繊維強化された石膏で、平面のタイプのケイカル板に比べ、1.5〜2倍の強度があり、靱性、いわゆる曲げ耐性に優れるだけでなく、使用や施工の過程で起きがちな欠損も大幅に少ない。これによって、人の手が触れる場所にも使えることも特長。厚さは7〜12㎜で最小400Rの曲率に適応。曲率を厳密に設定せずに現場で合わせることも問題ない。さらに下地が形成できれば、パターン次第で3次元曲面にも対応する。



施工時にパネルを水に浸けるウエット工法により、400Rまでの曲げが可能。パネル標準サイズはw440×ℓ1800㎜ほか、価格は21,500円/㎡~
施工時にパネルを水に浸けるウエット工法により、400Rまでの曲げが可能。パネル標準サイズはw440×ℓ1800㎜ほか、価格は21,500円/㎡~


この曲げ性能は、30年以上の実績を持つ同社ならではの製作ノウハウによるものだ。カタログのデザインパターンは現状11種をラインアップ。細かいバリエーションも増加中で、別途特注のパターンにも対応し、既に実績もある。また、平面部分には既存のサカイリブで組み合わせることで、曲面部分とシームレスにパターンデザインをそろえることも可能だ。



これまで分割やV字カットなどで工夫を強いられてきた現場や設計者にとっては、より新しい空間デザインの可能性を広げられる製品となりそうだ。



曲面施工に対応するほか、不燃、遮音性を備え、欠けに強いなどの特長を有し、孔あけ、切断などの加工性にも優れる
曲面施工に対応するほか、不燃、遮音性を備え、欠けに強いなどの特長を有し、孔あけ、切断などの加工性にも優れる

サカイ

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