id+　インテリア デザイン プラス

映像やセンシング技術、高度な加工技術を駆使した「インタラクィブファニチャー」というスタイルを提案しているVERNU Japan（ヴェルニュジャパン）。同社では商業施設やホテル、オフィスを始めとするパブリックスペースに向けて、“鏡”をベースとした新しい空間づくりのための素材「INTELUX（インテルクス）」を展開している。

INTELUXは、一見して鏡面の仕上げに、映像を始めとするインタラクティブなコンテンツを浮かび上がらせることができるシステム。鏡の状態では映像設備は全く見えないが、映像を映し出すと鮮やかに彩られ、鏡面全体がディスプレイのように変化する。この鏡面とディスプレイ機能を両立する機構、大判の曲面や精度の高い収まりといった美しいディテールは、同社独自の加工技術が可能にしている。

「INTELUX」を導入できる場所は多岐に渡る。オフィスのエントランスやプレゼンスペース、映像コンテンツを意匠として取り込んだ飲食店、フィットネスでのミラーとデジタルデータを融合したサービス、AI技術を取り入れたアパレルでのレコメンド機能、ラグジュアリーなバスルームやパウダールームといった空間での利用のほか、家具や什器の一部に組み込むなどアイデア次第で多様な可能性を持っている。

また、マルチタッチや顔認証、モーションセンサーといったセンシング技術を組み込むことができるのも特徴。特に自動ドアなどにおいて、非接触タイプのセンサーを組み込むことで、タッチレスで扉を開閉することができ、衛生面やセキュリティーへの配慮が求められる時代にフィットする空間づくりに最適だ。

ヴェルニュジャパンでは、「INTELUX」の設備を販売するだけでなく、空間やコンテンツづくり、特殊なオーダー対応まで含めたトータルでの提案ができるのも強み。東京・表参道にあるショールームでは、ショールーム全体に同製品を取り入れたダイナミックかつ洗練された空間体験を味わうことができる。