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“20年後、30年後に廃棄物になる事なく、大切に次のジェネレーションに受け継がれる物づくり”を使命に、オーダー家具やオリジナル家具、リプロダクト家具、アンティーク家具の製造・輸入・販売を行うCOMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLY。

主に1940～60年代のミッドセンチュリーと呼ばれる時代のデザインを掘り起こしてリプロダクトやオリジナルへと落とし込む他、マンハッタン発の照明器具ブランド「APPARATUS」や、ニューヨークの地下鉄開業時のサブウェイタイルを忠実に再現し、唯一アメリカで伝統のあるタイルとして認定されている「SUBWAY CERAMICS」の日本総輸入代理店も務めるなど、時代に埋もれた優れたデザインを今へと甦らせ続けている。

社員十数人のうちの半数が家具設計を担う同社のコントラクト家具づくりは、家具のプロフェッショナルとして、家具によって空間をつくり上げることを理念に進められていく。インテリアデザイナーがオリジナル家具を気に入って空間にスペックする場合は、その空間の意匠に合わせた色や素材、塗装、サイズなどに細かく対応。また、得意とするのが、空間レイアウトのみが決まっている初期の段階からプロジェクトに参画するケースである。この場合は商業施設のコンセプトやターゲットをもとに、3DCGではなく、あえて手描きによって一からデザインを起こしてイメージを共有。その空間にあるべき家具を提案し、その後、設計図作成、家具の実製作のプロセスを経て納品へと至る。案件ごとに異なるが、最短で家具製作に1か月半、トータル3か月の期間で空間への導入が可能となる。

COMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLYは、アンティークやビンテージ家具の修理工であった創業者によって、そのデザインを後世にも残したいという想いで設立された歴史を持つ。その家具への愛情と、人と人との繋がりを重んじた家具づくりこそが同社の強みであり、そうして生み出された家具たちは、あらゆる商空間において、そこに置かれることが当然であるかのように馴染み、各々のブランドイメージをも最大限に具現化してくれることだろう。