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2020年3月2日、株式会社ナインアワーズは、東京・浜松町にカプセルホテル「ナインアワーズ浜松町」を開業した。都市生活者に向けたトランジットサービスを提供するナインアワーズは、ホテル滞在中の「シャワー・睡眠・身支度」という３つの基本行動の本質を捉え、独自のサービスを展開している。

同ホテルシリーズは、空港、大ターミナル駅など交通の要衛とダイレクトにつながる利便性の高いロケーションに多く出店し、それぞれの街と景観自体に溶け込むような内部空間を創出することで、街とダイレクトにつながる新しい滞在スタイルを提案している。

東京・浜松町は、国際都市・東京の主要都市としてビジネス街、商業地として発展を遂げるエリアであり、建築物によるすり鉢状の地勢を成している。
周縁には東京タワー、貿易センタービルなどの高層建築が、中央部分は中層建築が林立されており、中央部分のすり鉢状の底に当たる所に「ナインアワーズ浜松町」は位置する。

その立地を活かし、その中で頭一つ出すように1階部分だけを高く設計し、周辺の高層建築を望み、都市全体を見渡すことが出来る屋上テラスを設置した。

内部空間は、 四角いグリットの組み合わせにより、 吹き抜けを連続させながら、 上下空間がつながる、 大きなリビングルームのような構造となっている。 アルミの型押し材や、 乗り物に使用される部品を使用したインダストリアルなディテールのインテリアは、 空港や大ターミナル駅などを通過してきたばかりの利用者の気分を表すように、 ナインアワーズが提案する新たな滞在スタイル「トランジットサービス」をイメージしている。 建築・設計は、ナインアワーズ水道橋、新大阪などを担当した建築家・平田晃久氏が担当。

「ナインアワーズ浜松町」
所在地：東京都港区浜松町1-25-10
URL:https://ninehours.co.jp/hamamatsucho

店舗・建築抜け演出証明の分野で事業展開を行う、DNライティング株式会社は、2020年1月27日に、什器照明・間接照明のための照明実験空間「lab E135」を大阪・江坂に新設した。
実験室では、「確認・実験・体感」の３つを軸に、フルナインナップの製品を揃えた空間の中で、什器、棚下照明、間接造作を簡易的に再現し、シミュレーションができる体感型の施設となっている。

全長13mの壁面で、間接照明の光の伸びや明るさを検証し、イメージした光を創り出すための最適な器具や設置方法を検証することが可能となる。
また、実際に展示をする商品や、ベース照明、内装材のサンプル等の持ち込みも可能な為、より現場に近い環境で実験が行えるのも利点だ。その他、実験用に内装パネル20種、ガラスフィルムパネル10種も用意されている。

「lab E135」の空間デザインは、飯島直樹氏が担当し、間接照明の実験スペースであり、光の様々な現象をピュアに感じられるよう、ギャラリーのような空白の空間にし、照明器具製品の展示は全て黒板塗装仕上げの扉の中に収蔵されている。

「lab E135」
所在地：大阪府吹田市豊津町54-6
オープン：2020年1月27日
URL：http://www.dnlighting.co.jp

ブティックホテル、ライフスタイルホテルを運営する株式会社グローバルエージェンツは、2019年11月に新ブランドのデジタルホテル「slash川崎」を開業した。
ホテル内に仕掛けられた様々なデジタルアート、ipadでのチェックイン、iPhoneをリモコンとして操作できる客室、スクリーンに自身のスマホをミラーリングできるプロジェクターなどデジタルツールを駆使したユニークな仕掛けが随所に取り入れられている。

客室はコンパクトな空間設計の中にも、居住性とエンターテイメント性の両立を実現しており、客室内のベッドは、電動制御によりリクライニング機能を有し、最大80度の無段階調整が可能となる。それにより、ベッドの上での様々な過ごし方が可能となり、仕事、映画鑑賞、スマホを見るなど様々なシーンに合わせた快適な過ごし方が実現する。

また、客室は4種、全95室にプロジェクターと電動スクリーンが完備されている。
ホテル内に設置されたレストラン＆バーは、「デジタル＆グリーン」をテーマに、デジタルアートやビビッドなアンビエントライティングを用いた空間の中に、グリーンを随所に配し近未来空間を演出している。

「slash 川崎」
所在地：神奈川圏川崎市川崎区砂子2-9-7
オープン：2019年11月
URL:https://slashkawasaki.com/ja-jp