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“高精度、短納期、コストダウン”を追求し続けるLEDサインブランド
「HAKKEN」

2019.10.28 | INFORMATION

「HAKKEN」ブランドの名で、金属/樹脂製サインや板金加工部品の製造販売を行う発研セイコー。その歴史は同社の代表であり、創業者でもある久永満勝氏の人生とそのままに重なってくる。久永氏は、未だステンレスが市場に出て間もない時代に金属加工の世界へと飛び込み、25歳で独立。その後、看板製作会社に再就職し、そこで人に見せるための表現方法を習得。

30歳で再び独立してからは、大手商社やゼネコンと組み、多店舗展開する大手メーカーの外装看板やモニュメントの製作、ステンレス加工業で成功を収めた。そして1985年、“発見し、研究し、成功をお客様にお届けする”という願いを企業名に込めた発研セイコーを立ち上げた。



従来のネオン菅では不可能であった交差やひと繋がりの意匠も完全に再現した「LEDネオ」。筒型に加工した特殊樹脂を用いることで、滑らかで柔らかい光を生み出す
従来のネオン菅では不可能であった交差やひと繋がりの意匠も完全に再現した「LEDネオ」。筒型に加工した特殊樹脂を用いることで、滑らかで柔らかい光を生み出す


同氏の40年以上の実績と経験の集積の場とも言える「HAKKEN」が手掛ける業務は実に幅広く、内部/外部サイン、板金/ステンレス/アクリル/ABS加工、レーザー加工、彫刻加工、多軸3D加工、大型/特殊塗装など多岐に渡る。とりわけ、LEDサインの分野では、25年前にレーザー彫刻と実際の彫刻とを組み合わせて立体造形を作り上げる独自のレーザー加工機を自社で製作。これにより、自由なデザインと形状を可能にし、金属製のチャンネル部分と樹脂の発光面からなる「ゼロチャンネル」を始め、アクリル無垢材をLED発光させる「アクリルゼロチャンネル」、全方向が発光するチャンネル文字サイン「3Dルクス」、美しい輝線と特殊塗装によるエレガントな「パリレター」など、革新的なLEDサインを次々に開発し、世に送り出し続けてきた。



細かな凹凸を作り出す独自のアクリルフロスト加工技術“パリフロスト加工”が独特の輝きを生み出す「アクリルネオ」。柔らかな光の側面と、エッジが立ち、力強く光る正面。そのコントラストによって、文字の形をはっきりと見せる
細かな凹凸を作り出す独自のアクリルフロスト加工技術“パリフロスト加工”が独特の輝きを生み出す「アクリルネオ」。柔らかな光の側面と、エッジが立ち、力強く光る正面。そのコントラストによって、文字の形をはっきりと見せる


そして、昨年、発表された最新作が「セブンルクス」である。3D加工により三角形状に盛り上げた50㎜厚の発光面には細かな段差が施されており、これによって光を先端部分に集約。これまでに類を見ない、シャープで立体的なインパクトのある照射と、洗練された上質な光を両立。スタイリッシュなサイン演出を可能としている。 最新の本社自社工場にて“高精度、短納期、コストダウン”を理念とする「HAKKEN」。今後も、この理念追求への努力を惜しまず、高精度な板金加工技術と最新のコンピューター制御技術の融合によって、さらなる生産体制の拡充を目指していくという。



独自の特殊加工を施した発光面が、大きく前面に飛び出す新しいサイン「セブンルクス」。7つの段差をつけたアクリル製の発光面により、立体感のある光を照射。スマートでインパクトのある光が洗練されたイメージを演出する
独自の特殊加工を施した発光面が、大きく前面に飛び出す新しいサイン「セブンルクス」。7つの段差をつけたアクリル製の発光面により、立体感のある光を照射。スマートでインパクトのある光が洗練されたイメージを演出する

発研セイコー

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