-
時代に流されず、永く使える家具をつくり続ける
2019.08.19 | INFORMATION
-
“私たちの家具は、21世紀も同じデザイン、同じ品質で販売されているでしょう”。これは、エーディコア・ディバイズの代表であり、クリエイティブディレクターである瀨戸昇氏が、1985年の創設当時に発信したメッセージである。
以来、エーディコア・ディバイズは、“一度商品化した製品は廃番にしない”、“大量生産をしない”、“日本国内生産”という企業理念のもと、完全受注生産のスタンスを頑なに守り、コントラクトファニチャーのみをつくり続けてきた。そして21世紀の今、この未来予想ともいえる言葉は、そのまま現実のものとなっている。
現在、エーディコア・ディバイズでは、イタリアンモダンスタイルの「AD CORE」、カリフォルニアスタイルの「A-mode」、上質さをテーマにした「NEO CLASSICO」、アクリル樹脂+木製素材の「PMMA+Wood」の4ブランドを展開。それぞれテイストは異なるが、すべての家具づくりにおいて共通しているのは、奇をてらうのではなく、流行り廃りに左右されない普遍的なデザインであるということ。そして、テーブルの表と裏を同じ仕上げにしたり、座り心地や耐久性を向上させるために椅子の座面や背もたれに幾重もの層を施すなど、見えない構造にも一切妥協しないということである。これら永く使える家具たちは、山形や大分を始めとする国内の工場で一つひとつ丁寧に生産され、さらに、JIS規格の3倍もの回数の強度試験をクリアしたものだけが製品として出荷されている。
また、完全なる特注品に加え、既製品のカスタマイズも同社の得意とするところであり、近年、後者のニーズも高まってきているという。マテリアルやファブリックが豊富にそろっているだけでなく、強度を確保しつつ、ディテールのデザインや細かなサイズ変更などにも対応してくれる。
こうして勝ち得てきた信頼により、導入先にはオフィスや空港ラウンジ、大学図書館、大使館、自動車ディーラー、ラグジュアリーホテルなど、上質な家具を求める施設が名を連ね、海外からの引き合いも増えてきているという。エーディコア・ディバイズによるジャパンメイドの上質な家具たち。今後は、さらに世界中で多くの人々を魅了し、ファンを獲得していくことだろう。
エーディコア・ディバイズ
- TEL. (03)5778-3341
- URL. https://www.adcore.co.jp/