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体感としての音を徹底的に研究した
商業空間の付加価値となる音響機器

2019.08.13 | INFORMATION

世界的音響メーカーであるBoseは、1964年にマサチューセッツ工科大学で、教授のアマー・G.ボーズ博士によって立ち上げられた。音楽愛好家でもあった氏が、生演奏の感動を再現したいという想いで研究を始めたことがきっかけで、音響工学と心理音響、室内音響までも追求し、「人が聴いた時どう感じるか」を重視した音響づくりは、今日まで一貫した同社のテーマである。研究開発企業として、売上の多くは次の研究開発に充てるサイクルを持っており、一般的な企業に比べて一つの研究に長い時間とコストをかけられるのも強みだ。。



日本市場に向けて開発・発売された「101」シリーズは、音質とシンプルなデザイン性、多様な設置が可能な施工性から飲食店や物販店を中心に高い人気を得た
日本市場に向けて開発・発売された「101」シリーズは、音質とシンプルなデザイン性、多様な設置が可能な施工性から飲食店や物販店を中心に高い人気を得た


製品の設計コンセプトはパフォーマンス、エレガント、シンプル。音質はもちろん、音が空間をエレガントに演出する性能を発揮し、さらに空間に調和するシンプルなデザインが、商業空間を始め多様なシーンで導入されている理由だ。同社のBGMスピーカーが商空間で広く認知されるきっかけとなったのが、1982年に日本市場向けに発売された「101」シリーズ。スピーカー性能と耐久性、デザイン性に加え、さまざまな取り付け金具を用意し設置性を追求したことが評価されロングセラーとなる。



プレミアムサウンドとデザイン、施工性を追求した「DesignMax」が今冬に発売予定。埋込み型、露出型、屋外対応など全12モデル、各2色をラインアップする
プレミアムサウンドとデザイン、施工性を追求した「DesignMax」が今冬に発売予定。埋込み型、露出型、屋外対応など全12モデル、各2色をラインアップする



そして、「101」の機能を世界共通の仕様にデザインして生まれたのが「DS」シリーズ。設計者が求めるデザインと、エンドユーザーも満足を得られる音質、また施工者が扱いやすい施工性といったクオリティーの高さから、全世界で受け入れられ圧倒的な台数を販売している。飲食店だけでなく、ホテルの雰囲気づくりやオフィス環境など、多様な空間に付加価値を生む製品としても活用されている。



そして2019年冬、BGM用ラインアップの上位機種として更なるプレミアムサウンドを備え、独自のデザインを施した「DesignMax」シリーズが発売予定だ。同製品は音質の良さに加え、グリルの孔の配置や施工性にも強いこだわりが見られる。埋込み型は天井裏が99 ㎜厚の薄さでも設置でき、露出型タイプは素早く設置できるブラケット金具も付属。全12モデルを展開する。



また、同社では東京と大阪で定期的に商空間に向けたBGMセミナーを開催。「なぜBGMが大事か」を伝える場を設け、商業空間におけるBGMの価値を周知することに力を入れている。商業空間の音の質を高め、空間デザインの可能性を広げるボーズの製品と取り組みに引き続き期待したい。




商業空間のBGMの質を高め、デザイン面でも多様なシーンにマッチする「DS」シリーズ
商業空間のBGMの質を高め、デザイン面でも多様なシーンにマッチする「DS」シリーズ








Bose

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