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「ニチレイマグネット」
時代が歓迎するマグネットシートのインテリア

2019.05.20 | REPORT

今年の展示では“磁気到来”のコピーで、磁石固定の多彩な利用が時代にマッチしてきた、とうたうニチレイマグネット。同社は国内で先駆けてシート状の磁石(「マグネシート」)を開発・販売。以後50年の長きに渡り、マグネシートによるさまざまな固定方法を提案してきた。



磁石による壁面への固定は、納まりがシンプルで施工も簡易、接着剤が不要で再利用もしやすいなどのメリットがある。改修や環境対策、省資源あるいは人手不足、DIYなどを考えると、多くの観点でこれからの時代に適しているのは確かだ。



同社製品との利用を前提に開発され、2017年に発売された吉野石膏の「タイガーエフイー(Fe)ボード」で磁石固定による応用が広がった。小物用の棚やハンガーを付けられるマグネットアイテムが充実。今年は有機ELの極薄大型TVを固定できる、特製マグネシート「マグフェスタ」を使ったシステムを発表。まるで壁面に画面そのものが張り付いたような納まりとなっていた。



ニチレイマグネット_190520_img_1


また、壁紙「マグフィットウォールシート」やLIXILとの共同開発によるタイル建材「マグカラット」など、磁石の機能だけに留まらない、よりインテリア性、意匠性を高めた製品も拡充。既存の内装材・建材のありようを変える可能性も感じさせる。



ニチレイマグネット_190520_img_2


こうしたさまざまな用途にマグネシートが広がる一方で、同社は磁石を安易に考えてほしくないという。膨大なアイデアやノウハウ(出願中を含め産業財産権は450件)を持ち、建装における磁石文化をつくってきたとの矜持がある同社だからこそ、より確かに安全に、そして多彩に磁石を用いる時代を歓迎している。



ニチレイマグネット_190520_main

ニチレイマグネット

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