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野原ホールディングス インテリアスタイルカンパニー
クリエイティブなデザインをアートパネルに

2019.02.25 | INFORMATION

デザイン性に特化し、壁紙の新しいニーズをつかんだ「WhO」。2015年にブランドが起ち上げられ、現在は野原ホールディングス インテリアスタイルカンパニーが展開する。


手法としてオンデマンドプリントの特性を生かし、グラフィックならではの創造性やトレンドに対応できるスピード感、小ロット生産などを前面に、使い手の感性に訴える製品を展開。色の仕上がり校正のやりとりや、厳密な色味調整など、デザインマネジメントを徹底する点も支持されている。


色見本帳から番号で指定できる単色の「COLORS」、数カ月単位で増え続け、現在約700点におよぶ「PATTERNS」、テキスタイルデザイナーやイラストレーターなど11人の作家が手掛けた「CREATORS」という三つの製品ラインが軸だ。また、オーダー柄や他業種とのコラボレーションも進め、昨年11月にリリースされた「WAMONYO/和文様」では、伝統的な日本の文様を採り入れるなど、壁紙の可能性を広げる試みも続く。



その一環とも言えるのが、壁紙から発展した「WhO Wallpanel(フー ウォールパネル)」。昨年11月のIFFT/インテリアライフスタイルリビング展で発表された新製品で、「WhO」の柄やカラーをそのままにキャンバス地に出力し、木枠に張り込んでパネル化している。壁面を彩る手法として、壁紙全体では工期や手数などどうしてもハードルが高くなってしまう、というニーズに応えたものだ。サイズは最大が約1100×3300㎜で自由に設定でき、柄は「WhO」のラインアップからでもオリジナルでも可。1点からオーダーでき、納期はおおよそ10~14日程度。



インテリアにおけるアートピース的な使い方は、顧客の要望から製品化したもので、これは柄のデザイン性が高く評価されている証左でもある。いわゆるアート作品ではコストや管理の負担があるが、中途半端なものはかえって空間の質を落としかねない。カジュアルながら、統一されたクリエイティビティーが維持されており、デザインを主体とした「WhO」らしさを抽出した存在だ。




参考価格は、606×500㎜(F12号サイズ)の場合は14,000円、803×652㎜(F25号サイズ)の場合で34,000円と、導入しやすい設定となっている
参考価格は、606×500㎜(F12号サイズ)の場合は14,000円、803×652㎜(F25号サイズ)の場合で34,000円と、導入しやすい設定となっている


油絵などと同様に、キャンバスに出力したものを木枠に張り込んでパネル化、軽量なので設置や取り回しも容易
油絵などと同様に、キャンバスに出力したものを木枠に張り込んでパネル化、軽量なので設置や取り回しも容易


デザインの自由度が高く、サイズオーダーにも対応するため、空間に合わせた演出が可能
デザインの自由度が高く、サイズオーダーにも対応するため、空間に合わせた演出が可能

野原ホールディングス インテリアスタイルカンパニー

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