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オフィス空間における音の可能性を追求するワークスタイリング×ヤマハ
2018.11.19 | INFORMATION
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三井不動産が、2017年にスタートさせた組織に所属するビジネスパーソンが自分に合った新しい働き方を実現する場「ワークスタイリング」。現在、全国に31拠点を構え、東京ミッドタウン(東京・六本木)18階のワンフロアを占める「ワークスタイリング 東京ミッドタウン」も、その拠点の一つである。三井不動産の川路武さんは、「ワークスタイリング」についてこう説明する。
「会員の対象は法人のみで、登録企業の社員の方は、全ての拠点を利用することができます。個人作業の他、他社との打ち合わせや遠隔会議等使い方はさまざまです。セキュリティー確保のため、どの拠点に、どの企業の誰が何時から何時まで滞在したかということをクラウドに記録し、商談などで訪れたゲストに対しても厳重な管理体制を敷いています。また、パソコン周辺機器などの貸し出し備品、文房具、お菓子、コーヒーやソフトドリンクなども料金に含まれており、集中して仕事に打ち込める環境を整えています」
約800 坪もの広さを誇るフロアは、法人向け多拠点型シェアオフィスの「SHARE」と、法人向けフレキシブルサービスオフィス「FLEX」の2つのエリアに分かれている。「SHARE」には、カフェのような大テーブルを設えたスペース、ファミリーレストランのような4人用のベンチシート、ソファラウンジ、扉付きやオープンタイプなどのコワーキングスペース、さらに会議室など多彩なゾーンがあり、利用者は好きな場所に座り、好きなように仕事をしている。
川路さんは、この多種多様な人間たちが同じ空間を共有する「ワークスタイリング」において、内装やインテリアに加え、音、特にBGMは重要な要素だという。「BGMは緊張感を解いてカジュアルな雰囲気を演出したり、プライバシーの観点で配慮が必要な別グループの会話内容をマスキングする役割を担っています。オフィスに居心地の良いBGMがあることで闊達な議論に繋がり、ブレーンストーミングも捗ります。スピーカーは、少しでも良い空間を追求していくなかで、その上質な音質とデザイン性からヤマハの「VXCシリーズ」を採用しました。流すBGMは拠点毎のコンセプトによって違ってもいるのですが、ヤマハのスピーカーはどの音楽ジャンルでも心地良くオフィス空間にマッチするのが良いですね。そもそもオフィスでBGMを鳴らす企業は多くなく、このシェアオフィス業界においても何が正解なのかは手探りですが、音環境に対しては利用者の方からも非常に関心度が高いと感じています。利用者の多くの方が普段のオフィスの音環境から逃れられることにメリットを感じていて、BGMについては「なんか、ここ良いね、音が」。という反応をいただいています。コーヒーマシンや文房具等隅々までより良いものをと吟味していますが、今後もオフィスにおける音、BGMの可能性を追求していきます」
昨今、働き方が多様化する中でオフィスの環境が見直されており、音環境の重要性が認識されてきている。「ワークスタイリング」とヤマハのタッグが、近い将来、就業空間における音のあり方を変えていくことだろう。
ヤマハ
- TEL. 0570-050-808
- URL. https://jp.yamaha.com/products/proaudio/