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最先端のハイレゾ音源と上質なデザインが融合したオーディオシステム
2018.11.12 | INFORMATION
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1953年に創業した音響機器メーカー、ティアック。60年以上の歴史の中で「記録」と「再生」それぞれの分野で専業メーカーとしての知見と技術を積み重ねてきた。その同社により、多様化する商業空間に向けて開発されたのが「NEW VINTAGE」シリーズのオーディオシステム「WS-A70」。
「WS-A70」の特徴は、さまざまなシーンにマッチするデザインと、ハイレゾ再生技術、ネットワーク技術が融合している点。幅590㎜、高さ221㎜のボリューム感のある外観は、ホテルのラウンジやカフェといった広い空間においても存在感を発揮しつつ、丸みを帯びた形状と、表面の木の質感によってインテリアに自然に溶け込む。キャビネット部分の180度半円形の端部は、大量生産の難しい曲げ木処理によるもの。表面材は天然ウォールナットの突き板を採用し、その表情を生かしたオイル仕上げが施されている。
また、デザイン面において最も注目したいのが、スピーカー前面の付け替え可能なグリル。マグネット式で簡単に取り外しできるグリルには、多彩なバリエーションが用意されている。グリル表面に張られた布には、国内外で活躍するテキスタイルデザイナー 「NUNO」 の須藤玲子氏とコラボレートしたテキスタイルを使用。鮮やかな色柄から、織り目の美しい繊細な表情まで、音質を妨げないスピーカーに最適な素材が選ばれている。現在は5種類をラインアップするが、今後も数を増やしていく予定で、季節やインテリアに合わせてスピーカーを“着替える”ことができる。更に同グリル部分は特注制作も可能。これまで木工芸を取り込んだ事例もあり、よりオリジナリティーのある空間演出が期待できる。
一方で、音質や機能面も音響機器メーカーとしての技術が存分に生かされている。最大DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitというハイレゾ音源を有し、BluetoothやWi-Fiといったネットワーク、有線によるアナログライン、USBメモリーを接続して音楽を楽しむこともできる。
また、筐体上部に設けられたロータリーノブによるシンプルなメニュー操作に加え、専用のアプリケーションを用いたモバイル端末によるコントロールも可能。1台の端末で同一ネットワーク上の複数台を集中管理できる等、あらゆるシーンでの設置が可能になるフレキシビリティの高さも大きなアドバンテージである。
「WS-A70」は、多彩な表情や質感により上質な空間を演出するだけでなく、高品質な音により、インテリアデザインに新たな付加価値を生む存在となるはずだ。
ティアック
- TEL. 0570-000-701
- URL. https://teac.jp