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店舗デザインにも多用されている3Dマイホームデザイナーの最上位版

2016.07.25 | REPORT

1998年の発売以来、高い操作性と軽快な3D表示で工務店や設計事務所、ハウスメーカーなどに愛用者が多い3DマイホームデザイナーPRO。その最上位版が「3DマイホームデザイナーPRO9 EX」だ。



その名称から住宅専用と思われがちだが、飲食店から結婚式場や催事場などのイベント施設まで、商業空間設計の分野でも多用されているオールラウンドな空間デザインソフトでもある。その理由の一つが、豊富に用意されている3D素材である。テーブルや椅子、照明器具などはもちろん、食器、カトラリー、料理のようなテーブルを彩るパーツや、自動車や自転車、樹木などの添景パーツも収録。また、別売りでカフェや医療施設専用の素材集も用意されており、これらの3D素材を配置するだけで、家具や設備機器を考慮した空間デザインが初期段階から検討できる。



店舗の躯体作成もスピーディーで、平面プランを作るだけですぐに3D空間が立ち上る。壁・床・天井材などは実在メーカーの質感素材がそろっているほか、画像データを貼り付けることもできるので、仕上がりイメージに近いCGパースが作成可能だ。さまざまなアングルのパースを何枚も描けるという3Dのメリットを活かし、客の目線や厨房からどう見えるかなどを視覚的に検討することもできる。これらの基本機能のほか、平面図上で複数の場所を指定すると滑らかに3D空間を移動しながら見て回れる自動ウォークスルー機能や、iPad等のタブレットでプランを確認できるアプリ「3Dプレイス」との連携など、多彩なプレゼンテーション機能も搭載されている。



同ソフトで飲食店やサロンなどの店舗デザインを手掛け、外観・内観パース(右)を制作したNEGORO レンダリングの根来祐史氏も、「店舗デザインは、完成までに膨大な量の検討用パース、いわゆるスタディーパースを制作します。つぎつぎと修正が入るスタディーパースを、手描き感覚で描き飛ばすように作れるのが、3Dマイホームデザイナーの良いところです。そしてそれを最終的な完成予想パースとして提出できる表現力があることも愛用している理由です」と、手軽さとパースクオリティの両立を高く評価している。



家具や照明器具のほか、食器や料理などの3 Dパーツが豊富に収録されている
家具や照明器具のほか、食器や料理などの3 Dパーツが豊富に収録されている


「3DマイホームデザイナーPRO9EX」 価格:129,600円
「3DマイホームデザイナーPRO9EX」 価格:129,600円

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