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Boseの音声会議用プロセッサーと次世代の埋め込み型スピーカーがスムーズな遠隔会議を実現
2018.10.22 | INFORMATION
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スピーカーを始め、アンプやプロセッサーなど多様な空間に向けた音響機器を総合的に提供しているBose。
同社が昨今ますますニーズが増している遠隔会議システム用に新たに提案するプロセッサーが「ControlSpace EX-1280C」だ。同製品は、複数箇所をつないで行われる音声会議をスムーズかつクリアに実現してくれるアイテムだ。この1台でVoIP、PSTN、アナログ、USBといった様々な音声接続に対応するオールインワン設計。新しいオフィスだけでなく、既存の会議室においても高品質な音声会議システムを導入することができる。エコーキャンセラー機能で音声会議のネックになりがちであったエコーの問題にも対応。更に、可変ノイズキャンセリングやコンフォートノイズ機能などが組み込まれ、会議の音声をはっきりと聴き取れる。また、3種のアンダーテーブルボックスを活用すれば、1本のケーブルで会議室のテーブルから機器収納架のプロセッサーをつなぐことができ、スマートな会議室の運用が可能だ。これらの音声会議システムは、半年間に渡り50の会議室への導入を進め、厳格なベータテストを実施。信頼性を高めた。
また、音声会議の音の出口として提案するのが、すっきりとした意匠が求められる会議室にも最適な天井埋込み型スピーカー「EdgeMax」。
このスピーカーは、天井埋込み型と露出型それぞれのメリットを取り込んだ製品と言える。従来の天井埋込み型スピーカーの音は、真下方向に放射状に音が広がっていくため、空間全体に均一に音を行き渡らせるには、音の広がる範囲を考慮し、部屋の中心付近に複数台の設置が必要になる。一方、露出型はスピーカーの向いている方向に音が広がるため、天井埋込み型に比べて少ない台数で広範囲をカバーできるが、インテリアデザインに溶け込ませるための工夫が求められる。「EdgeMax」は、この2 種類のスピーカーの利点を融合させている。その最大の特徴は、Boseの独自技術PhaseGuideにより、音が放射される方向をコントロールできる点。形状は埋込み型のため、スピーカーは直下を向いているが、音は斜め下方向に放射されていく。音のカバーする範囲は、垂直方向に非対称の75 °、水平方向に90 °と180 °の2種類がラインアップ。壁際の天井に埋め込んだとしても、広い範囲に高品質の音を届けることができ、設置台数を減らすことにもつながる。
Boseが新たに提案する音声会議用プロセッサーと次世代の埋込み型スピーカーは快適かつ機能的な会議室、オフィスに向けた製品としてデザイナーの求める付加価値のある空間づくりを後押ししてくれるはずだ。
Bose
- TEL. 03-5114-2750
- URL. http://probose.jp/