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i-X INTEGRAL
SHOWERROOM2018.06.04 | INFORMATION
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浴室も“部屋”である。そうした発想からユニットバスに美しさと高い居住性を追求し続けてきたパナソニック。水廻りのブランド「i-X(イークス)」として、2007年に浴室の廻し縁を15㎜と極薄にしたNSシリーズを、2014年には、その上位機種であるインテグラル バスルームを発表。そして今年1月、インテグラルのシャワーユニットを新たに追加発売した。
日本の美“陰影礼讃”を具現化した美しきシャワーユニットがホテル設計の選択肢を広げる
近年、国内はホテルの建設ラッシュだ。上質なくつろぎを提供しつつ、かつデザイン性の高いホテルが次々とつくられている。その中には、あえてバスタブを置かず、シャワーブースのみを設置したホテルも少なくない。「i-X インテグラル シャワールーム」は、そんな昨今のホテル市場に向けて開発されたシャワーユニットである。
インテグラルのコンセプトは、「陰翳礼讃」。雪見障子や石庭の白砂、京町屋の中庭、囲炉裏……。日本人は古来より直接的な太陽光ではなく、陰影の綾、明暗、そして月明かりに美しさを感じてきた。インテグラルには、こうした日本建築ならではの明かりの思想が継承されている。
2種の選べる 照明デザイン(バスルームは3種)
天井照明の形状は「点」と「線」の2種から選ぶことができる。「点」は、わずか26㎜の径からLEDスポットライトの光が伸び、シャワールーム下部に美しい光溜まりを生み出す。「線」はパナソニック独自の光学設計による導光棒を用いることで、均一にライン状の光が照射する。美術館で絵画を照らすかのような陰影をつくり出してくれる。
17種の選べる グラデーションパネル
これらの光を受けるのが、天井と壁のリフレクトパネル「インテグラル ウォール」である。金属面にUV硬化インクジェットフルカラー印刷で複雑に配列したインクを重ねている。柄は四つのシリーズで構成される。自然界の空気や気配をモチーフに、鍛金技法で表現したAERIAL、天井から床面まで連なる模様が少しずつ変化していくELEMENT、雲母刷り調の椿が一面に咲くCAMELLIA、友禅のぼかし染めをイメージしたグラデーションのDEEP。どれも光の角度や強弱、色温度によって、その陰影が移ろい、さまざまな表情を見せる。
また、インテグラルではオプション品が装備可能だ。扉はイタリアのガラスブランド「Madras®」を採用し、エッチングによる洗練されたデザインで、ガラスのカーテンをまとったような雰囲気を演出。更に天井の点検口フタを振動させることにより臨場感のある音を楽しめるシーリングバスオーディオは、シャワーと共に音楽も全身で浴びることができる。
シャワーブースのサイズは900㎜×1200㎜(床面)と通常よりも広めにつくられており、日本を訪れるインバウンドのゲストも心地良く使えるだろう。3種類の光で照らす美しいグラデーションパネル。百聞は一見にしかず、である。「i-X インテグラル シャワールーム」は東京、大阪、福岡のビジネス向けショールーム「i-X LAB」で見学可能だ。陰影の妙を実際に体感して欲しい。
パナソニック 「i-X LAB」(完全予約制・ビジネス向けショウルーム)
i-X LAB TOKYO(所在地:東京・汐留)
i-X LAB OSAKA(所在地:大阪・京橋)
i-X LAB FUKUOKA(所在地:福岡・薬院)
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 建設ソリューション事業統括部 建設事業推進部
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