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GRAFISOFT®️ ARCHICAD×商店建築コラボレーションセミナー

2018.01.15 | REPORT

2017年12月7日、『ARCHICAD×商店建築コラボレーションセミナー』が 新宿パークタワー1階のパークタワー ギャラリー・1にて開催された。 セミナーはトークセッション、基調講演、ARCHICADの デモンストレーションの三部構成で執り行われ、 会場は事前予約により集まった熱心な受講者たちによって満席となった。

第一部はthe range design INCの寶田陵氏と本誌編集長、塩田健一によるトークセッション『これからのホテルデザイン~最新ホテルのリサーチ報告とデザイン戦略』。寶田氏は、まず「海外デザインホテルの変遷と潮流」として、ニューヨークのAce HOTELやPublic New York、パリのMolitor Paris、OFF PARIS SEINE、シンガポールのWarehouse Singaporeなどを例に挙げ、デザインホテルの誕生から現在までを解説。続いて「最近いいなと思えたデザインホテル」として、ライブステージを擁するニューヨークのThe Roxy Hotelと、リゾートとビジネスが融合したスリランカのJETWING COLOMBO SEVENS HOTELを紹介。そして事業デザイン、企画デザイン、建築デザイン、内装デザイン、家具デザイン、ホスピタリティデザインの6つを寳田氏一人で行なったことで高い意匠性と効率的な事業計画、オペレーション計画を実現した京都グランベルホテルの設計プロセスについて説明した。



Ryo Takarada
Ryo Takarada


第二部は石本建築事務所の菅原雄一郎氏による基調講演『ARCHICADでつなげるデザインプロセス』。菅原氏は冒頭で「「ARCHICAD」はモデリングだけでなく、スタディツールとしても有効である」と語り、設計事例の数々を紹介していった。2015ミラノ万博の日本館では、建物の構造シミュレーション、同万博で最も美しいと評されたファサードの立体木構造のデジタルファブリケーション、3Dプリンター、風の流れや照明などの環境シミュレーション、ウォークスルーなどを「ARCHICAD」に集約し、プラットフォームとして活用したことで高効率な作業ができたことを説明。また、新座市新庁舎では、スタディ、基本設計、実施設計までフルに活用したことはもちろん、社内外の情報共有ツールとしても大きな役割を果たしてくれたと語り、最後に「ARCHICAD」は直感的なデザインスタディがそのまま製品化(図面、パースなどの提出物や共有資料)につながる生産性向上ソフトであると結論づけた。



Yuichiro Sugawara
Yuichiro Sugawara


第三部は、『提案のスピードが格段に速く!-新しい3Dプレゼンテーション手法のご紹介』と題し、グラフィソフトジャパンによる「ARCHICAD」、BIMコミュニケーションツール「BIMx」の紹介、abvent社の「Twinmotion」との連動による最新のプレゼンテーション等のデモンストレーションがなされた。小規模店舗の内装設計から大型商業施設の建築設計まで可能とする「ARCHICAD」。これからも、さらに多くのユーザー、そしてファンを獲得していくことだろう。



「ARCHICAD 21」建築/建設業界のワークフローを革新的に変え、業界をリードするBIMソフトの最新版
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『ARCHICAD×商店建築コラボレーションセミナー』の会場には、建築家や空間デザイナーを始め、さまざまな業種の受講者たちが集まった。
『ARCHICAD×商店建築コラボレーションセミナー』の会場には、建築家や空間デザイナーを始め、さまざまな業種の受講者たちが集まった。

グラフィソフトジャパン株式会社

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