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平田タイルの歴史は古く、1919年にまで遡る。京都の地で平田屋陶器店の建築陶器部としてスタートし、以来、時代とともに進化し続ける水回り商材に対応し続け、創業からおよそ100年の時を経た今日では、オリジナル製品の企画・開発や海外ブランドの輸入・販売をも手掛けるタイルと水回りの総合プロデュース企業へと発展している。

同社では多彩な商品を高級輸入タイルのハイセラミクス、輸入ハンドメイドタイルのビスケット、住宅用外壁タイルのサンクレイ、サニタリーウエアのアクアピアの4つのブランドで展開。その中のアクアピアより発売された「CATINO（カティーノ）」は、イタリアのサニタリーメーカー、CIELO社製の自立式洗面台。スチール製のフレームと、セラミック製の直径700㎜のラージシンク、ボトムシェルフからなるエレガントなデザインで、Red Dot Design Award 2017を受賞している。カラーはタルコ、チプリア、ポルベレの3色。フレームもブラックマット、ブラッシュブロンズの2色から選べ、組み合わせは自在だ。

光沢のあるブライト仕上げを施した8種類の深い凹凸が不揃いに重なり合うセラミックタイル「Wig Wag（ウィグワグ）」は、ハイセラミクスの新製品。光が生み出すリズミカルな陰影が幻想的な表情を醸し出し、上質な水回り空間を演出してくれる。

また、アクアピアの大ヒット手洗器「シュイコンフォート・ミニモ」シリーズには、新たにスクエアモデルを追加。カラーも従来のホワイト、ブリナ、アガベ、アレナリア、バサルトに、洗練されたブルーのポルベレとグレイッシュなピンクのチプリアが加わり、全7色の展開となっている。なお、このすべて自然界から取り入れたという同製品のカラーコンセプトは、2015年のGerman Design Awardのコンセプトプロダクトデザイン賞を受賞している。