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空間のデザイン性を生かしたまま音響をコントロールする吸音パネル

2017.10.10 | INFORMATION

住宅を始め、オフィスや店舗まで幅広い空間に向けた素材や施工などを提供している建築資材の総合企業、大建工業。同社がオフィス空間の音響環境づくりに向けて展開しているのが、吸音パネル「OFF TONE(オフトーン)」だ。同製品は、500Hz以上の音の響き(人の声やそれ以上の耳障りな高音域)を吸音する性能をもち、オフィスでの快適なコミュニケーションを後押ししてくれる。製品ラインアップは、施工が容易な「マグネットパネル」、ガラスパーティションに対応する透明な「クリアパネル」の2種類。



「マグネットパネル」は、裏面にマグネットシートが付いているため、スチール製の壁面やパーティションに簡単に取り付け可能。既存の空間であっても後付けで吸音性能を向上させることができる。基本サイズは1枚900㎜角、厚さ28㎜、重さ約4.6kg。表面は落ち着いた8種類の標準色のクロス製。設置する空間に合わせて、サイズが200〜900㎜の範囲で10㎜単位の特注ができるほか、特注カラーにも対応する。



「クリアパネル」はガラス面の反響を抑える吸音パネル。吸音パネル自体が透明なため、視認性や透過性を維持したまま音の響きを抑えることが可能になる。パネルの素材は、透明度の高いアクリル板で、全体に直径0.7㎜の小さな孔が5.5㎜間隔に設けられ、この孔が吸音性能を実現している。サイズは1枚482㎜角、厚さ2㎜、重さ0.55kgで、天井と床に専用の金具を取り付け、レールで連結して固定する。同パネルをガラス面から50㎜〜100㎜程度隙間を空けて設置することで、人の声の音域(500〜1000Hz)の吸音に効果を発揮する。



これら高い吸音性に加え、空間のデザイン性に考慮した製品は、長年、住宅の音響環境づくりに携わってきた大建工業ならではの研究成果、ノウハウが生かされている。同社の建築資材製品を手にとって確かめられる、東京・秋葉原の「DAIKEN 秋葉原テクニカルスペース」では、「OFF TONE」の性能を無料体験できる専用ルームを開設(完全予約制)。設計者やオーナーの音の響きにおける悩みに対して、相談や最適な製品、設置数の提案なども行っている。



ガラス壁面の透光性・視認性を損なわない「クリアパネル」は482㎜角のユニットを連結することで、さまざまな大きさの壁面に対応する
ガラス壁面の透光性・視認性を損なわない「クリアパネル」は482㎜角のユニットを連結することで、さまざまな大きさの壁面に対応する


東京・秋葉原の「DAIKEN 秋葉原テクニカルスペース」、「OFF TONE」の性能を無料体験できる専用ルーム。パネルの有無、設置数を体験してもらい、最適な音環境を提案する。また同施設では、吸音パネルを始めとする音響関連製品から、床、壁、天井、ドア、畳、国産材といった各カテゴリーの製品もチェックできる
東京・秋葉原の「DAIKEN 秋葉原テクニカルスペース」、「OFF TONE」の性能を無料体験できる専用ルーム。パネルの有無、設置数を体験してもらい、最適な音環境を提案する。また同施設では、吸音パネルを始めとする音響関連製品から、床、壁、天井、ドア、畳、国産材といった各カテゴリーの製品もチェックできる

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