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浅野金属工業の高質感なステンレスを使用したグリーンパーティション

2017.09.04 | INFORMATION

金物のまち、新潟・三条で滑車や連結金具など漁業・船舶関連を始め、さまざまなステンレス製品を手がける浅野金属工業。創設73年、厳しい海での使用に耐える、高い信頼性や耐久性を持つ製品づくりを続けてきている。現在は、手すりやワイヤーテンショナーなど建築用の製品も展開、ステンレスの質感の高さや優れた意匠性などがデザイナーにも評価されている。


ワイヤー製品のノウハウを生かし、グリーン・緑化関連事業にも進出。壁面緑化へのニーズを掴むべくツル植物と壁面に沿って設置したテンションワイヤーを組み合わせる「壁面緑化ワイヤーブラケットシステム」を開発した。ただ、ワイヤー固定のためにブラケット金具を使用し躯体へのアンカー打設が必要など、より大規模な建築物向けに好まれ、店舗や個人住宅の導入には難しい面もあった。 2016年10月に発売された「緑化ワイヤーパーテーション」は、住宅の軒先や店舗のファサード、テラス席など、需要の高まりつつあるよりカジュアルな緑化を想定した製品だ。


ポイントはデザイン性。ネットなどにはわせる一般的な緑化カーテンでは建築・空間との納まりが良くなかったり、材質が劣化してかえって空間の価値を低下させてしまうことにもなる。同社の「緑化ワイヤーパーテーション」は、チャンネル状のベース部分、ワイヤーともにオールステンレス(SUS304。一部金具はSUS316)で、優れた上質感と耐候性を備えている。


サイズは、標準仕様でw1040×h2400㎜。サイドバー付きとなしのタイプがある。もちろん、オーダーによってサイズの変更も可能だ。ベースの設置も、埋め込みからアンカー型、オプションを利用した木ネジ固定など場所を問わず対応できる。



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風の影響を受けやすい場所では安全性の高い「サイドバー付きタイプ」、シャープさを優先する場合は「サイドバーなしタイプ」など、設置場所と目的に応じて選択可能
風の影響を受けやすい場所では安全性の高い「サイドバー付きタイプ」、シャープさを優先する場合は「サイドバーなしタイプ」など、設置場所と目的に応じて選択可能


ステンレスワイヤーによるミニマムかつシャープな意匠のため、仮に植物の育成が進んでいない状態でも空間デザインを毀損しない。そのため、外部だけに限らず、インテリアでも客席の間仕切りやウインドー際の日除け・目隠しなどより多様な使い方ができるのもメリットだ。

浅野金属工業

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