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ケイ・プロジェクトの洗練された最新光床システム

2017.06.19 | INFORMATION

自社開発による”光床”の納入実績が豊富なケイプロジェクト。設計・施工上の懸案点を考慮し、建築・空間で一般的な部材として利用可能な「ライトタイル」シリーズは好評を得ている。高輝度のLED導光板にアルミフレームを組み合わせた本体と、その上部に滑り止め加工を施した強化ガラスを取り付ける。不陸調整したフラットな床があれば、ほぼ置くだけで光床が実現できる。



その新製品が「ライトタイルフローレル」だ。現場からの情報を開発にフィードバックし、システムとして性能も品質もより洗練させた。本体は厚さ36㎜で、強化ガラス(10㎜)を合わせても仕上がりでわずか46㎜となる。LEDモジュールを見直し、さらに輝度も向上。また導光板自体も、原理上光源から遠くなる中央部付近が暗くならないよう、カット加工に工夫を重ねた。さらにフランス製のエンボス拡散板を採用し、柔らかでより均一な光を発するようになっている。



加えて、大幅なコストダウンを実現した。在庫がある標準的な仕様の900角であれば、設計上代12万8000円と従来品の約47%となった。 これまで同様、設計・施工をする側から見た使いやすさ、取り回しの良さを重視し、“光る建材”のコンセプトを追求した結果だ。



同社では標準仕様以外にもカスタマイズや別注にも対応。光源方向であれば900㎜以上にも伸ばせ、ミリ単位でのサイズ変更も可能だ。あるいは48チャンネルのフルカラーLEDで、設置面全体を使ったシーン再生ができる仕様もある。



蛍光灯を光源としていた時代から光床を手がける同社だが、限られたエリアながら依然空間デザインに用いる需要は強く、マンション、オフィスにおけるレセプションやロビー、あるいは公共空間の環境デザインなど商業施設・店舗以外でも引き合いが増えている。その施工の簡易性から、ショールーム、ステージなどの仮設空間でも高いニーズがあり、同社ではレンタルにも対応している。



オーダーによりフルカラーLEDの採用や、屋外仕様にも対応する
オーダーによりフルカラーLEDの採用や、屋外仕様にも対応する

900角の「ライトタイルフローレル900」消費電力24W。ほかに600角の「ライトタイルフローレル600」消費電力16Wもある
900角の「ライトタイルフローレル900」消費電力24W。ほかに600角の「ライトタイルフローレル600」消費電力16Wもある

ケイ・プロジェクト

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