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建築・建材展 展示会レポート「名古屋セラミックス」

2017.05.22 | REPORT

2017年3月7日〜10日、東京・有明の東京ビッグサイトで「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」が開催された。本展は「リアル店舗とネット通販の融合」などをテーマに空間デザインや最新技術・製品情報を発信しているアジア有数の総合展示会だ。本レポートでは出展メーカーから、注目の新製品の発表や新たな提案を行ったブースを紹介する。

海外ブランドからスタンダードなタイル・石材まで幅広く取りそろえる

名古屋を拠点に輸入タイル・石材の販売や施工を行っている名古屋セラミックス。受注輸入を行う海外在庫品と国内に抱える国内在庫品の販売をそれぞれ行い、同社ブース内にもその2つのシリーズが展開。公共・商業空間や住空間などに向けた製品として、トレンドである300×600㎜や600×1200㎜の大判タイル、石材の表情を生かしたもの、床面での利用を考慮して表面に滑りにくいグリップ加工が施された製品などが中心に展示された。

同社が日本総代理店を務める海外ブランド「カプチーノ」の製品は、タイルの本場であるイタリアの流行を先取りし、中国でデザインと製造を行っている。ツヤ感や凹凸のあるものから、プリント柄、木調など表情と質感が豊かなものがそろう。形状も長尺やハニカムなどさまざまだ。2017年の新カタログには30以上のテーマの製品が、各3〜6色ほどで幅広くラインアップ。高いデザイン性を持ちながら、1平米あたり5000〜6000円台の製品が多く比較的リーズナブルなのも特徴。マンションやアパレルショップなどでの利用が多いという。

一方、国内在庫品のシリーズは、シンプルな質感や落ち着いた色調のものなど、スタンダードな石材・タイル製品がそろう。国内に同品番の製品を大量に在庫することで、ロットの大きい注文に対応でき即納入も可能。

受注輸入の「カプチーノ」と国内在庫品シリーズの両建で、設計・施工業者のニーズに応える体制が整っている。


同社の国内在庫品はスタンダードなデザインのものがメイン。大量発注や短納期などにも対応する。写真は「ニューヨーカー」
同社の国内在庫品はスタンダードなデザインのものがメイン。大量発注や短納期などにも対応する。写真は「ニューヨーカー」


イタリアのタイルデザインを取り込んだ海外輸入ブランド「カプチーノ」の製品。質感、形状ともにさまざまなバリエーションがそろう。写真は「イエスタディ」。同ブランドは、名古屋セラミックスが日本総代理店を務める
イタリアのタイルデザインを取り込んだ海外輸入ブランド「カプチーノ」の製品。質感、形状ともにさまざまなバリエーションがそろう。写真は「イエスタディ」。同ブランドは、名古屋セラミックスが日本総代理店を務める

名古屋セラミックス

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